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秦野市W様 【店舗兼共同住宅の任意売却】 物件評価が伸びず苦戦

物件は一階店舗・二階が学生用共同住宅3室の収益物件。所有者は以前一階にて不動産業を営み、二階を従業員のための社宅として利用していましたが、多角的に事業を展開しすぎて資金繰りが行き詰まり、更に所有者自身が重い病気を患ってしまったことにより、住宅ローンの滞納が始まってしまいました。

当然不動産の知識は十分お持ちの方でしたが、だからこそ任意売却にて債権者と交渉するには任売専門業者のノウハウ・交渉力が必要と感じていたそうで、滞納が2か月目に入った時点で弊社のホームページを拝見しご連絡を頂き、翌日には媒介を結ばせて頂きました。

しかし、物件的には築年数も古く雨漏り箇所もあり、一階も二階も全て空室での明け渡しでしたので物件評価が伸びず、買主にとってのローン融資がとにかく難しかったため、販売活動には苦戦を強いられることは覚悟していました。

そのような状況下でも弊社の長年の任意売却取引先やネットワークを駆使し販売活動を進めた結果、予想を上回る内見申込みを頂き、その中でも現金での購入客を獲得する事が出来ました。

もちろん債権者とも物件マイナスポイントの根拠を提示したうえで粘り強く交渉した結果(債権者にはしつこいと何度も言われましたが、熱意は伝わったはずです)、任意売却に応じて頂く金額を大幅に減額する事が出来たことが今回成立した最も大きな理由であることは言うまでもありません。