今回のお客様は、江東区のマンションを所有されている家族をお持ちのお客様からのご相談でした。

一時的に資金が足りなかった時期があり、住宅ローンの滞納をしてしまったものの、現在は収入がある程度戻りつつあり、なので、家賃は周辺相場よりも払えるのでなんとか住み続けられるような形で纏めて欲しい。という事でした。

やはり、家族をお持ちの方からのご相談で多いのはこの「住み続けたい」というご要望です。つまりは「リースバック」のお話なのですが、昨今、大手の不動産業者もリースバックを扱い始めました。当社にご相談頂くお客様の中にも、大手不動産業者に相談をした結果何も進まなくて当社に依頼をしてくるお客様も多くいらっしゃいます。そういった場合、必ず、前の業者ではどういった条件で債権者交渉をしてダメだったのかをヒアリングするのですが、驚くほど悪い条件かつ債権者交渉の不手際さに毎度驚かされている状況です。

昨今一般的な売買の仲介や買取再販だけでは大所帯の組織を存続させるためには売り上げが足りない事はわかりますが、ここまで酷い条件を提示するのかと残念な気持ちにさせられます。

今回のお客様は5年間、現在の物件に住み続けられ、最終的には「子供たちが手離れをしたので、夫婦二人で住める場所を買う事にしました。今までお世話になりました。」ということで退去されました。退去の際は当社から引っ越し祝い金として100万円の引越費用を進呈いたしました。

このお客様は大手の不動産業者にご相談をされた後に当社に来たわけではないので、この有難いお話について大きく感動をされている様子はありませんでしたが、他社ではなかなか無いサービスだと自負しております。勿論、他のお客様の場合は諸々の条件にもよるのですが、このお客様にとってはご本人たちの気が付かないところでも、しっかりと良い形で再スタートのサポートが出来たなと満足しています。