任意売却最新情報

葛飾区S様「別居中の奥様居住中!退去を断固拒否」

物件は葛飾区下町にある最寄駅から徒歩15分ほどの築18年目の三階建てオール電化の分譲住宅でしたが、タイミングが悪いことに、周辺には安価な新築戸建が続々建っているエリアだったために、販売に苦戦が予想される物件でした。

ただ、今回は一般的な任意売却の案件には属さず、依頼主である所有者のご主人はすでに本物件には住んでいなく、本物件には奥様とそのご両親が居住していて、ご主人は奥さんと離婚協議中という、一般的な不動産仲介会社では中々販売に協力してもらえない、かなりの労力を要する特殊な案件でした。

依頼主としては、確かに住宅ローンは奥さんが支払ってはいましたが、返済が遅れて督促状がよくご主人の元に届く事が多かったために、ご自身がブラックリストに載る前にどうにか早めに不動産を売却したいという気持ちと、さらにあくまでも自分名義の不動産を売却してしまう事により、離婚調停の方も速やかに進むと思われていたようです。

まず弊社は依頼主の希望が今回の住宅ローンの完済、ならびに税金滞納分やオートローンなどの残債を今回の売価にて返済していきたいというご希望の元、どうにか上記占有者付でも購入を得意とする買主を獲得し、無事に決済を完了しました。その後は、買主の方で本物件に居住している占有者との立退き費用を交渉するために何度も足を運んだそうですが、結局相手側が代理人として弁護士を選任してしまった為に、買主の方も代理人を立てる事になり、最終的には代理人同士での立退き費用の話し合いにより無事に和解出来たとの事です。

依頼主のご主人も、今回の住宅ローン残債から解放され、離婚調停の方も奥さん側が立退き費用を受取った事とご主人側の離婚に対する強い意思が確認出来たからなのか、ついに相手側も離婚調停の話合いの土俵に上がって頂いたそうで感謝の言葉を頂戴出来ました。

上記の通り、弊社は単なる住宅ローンの滞納による任意売却だけでなく、このような特殊な案件で通常の不動産会社が仲介しないような案件も、積極的にご相談に乗りお手伝いさせて頂きます。どうか一人でお悩みにならず、一歩踏み出してお気軽にお問合せの方お待ち申し上げております。