任意売却最新情報

印西市M様「24年間払ったローンが売却後も1000万近くも残る!?」

物件は最寄駅から徒歩15分ほどの4階建マンション二階部分で、オートロックやエレベーターの設備も無い団地タイプの3LDKの住戸でした。マンション敷地と隣接してスーパーマーケットがあり買い物には便利な立地条件でしたが、最寄駅は運賃高で悪名高い北総鉄道線沿線で、当初の開発予定も停滞し人気が低迷してしまった千葉ニュータウンに隣接した位置にあり、平成7年の新築時には5200万ほどした物件が現時点では良く見積もっても600万程の査定物件となっていました。

ご主人の勤務先の思いがけない業績の悪化により転職が余儀なくされ今回住宅ローンの滞納が始まってしまったのですが、24年かけて返済した総額は7000万以上、それが現時点でも1400万以上残債が残っている状態で、上記の通り現在の物件の価値としては500万台という、悲惨なローン地獄に悩まされた典型的な案件でした。

所有者夫婦が弊社にご相談をされた際に、上記査定額などを正直にお伝えしたところ、すでに他の不動産会社からも物件の査定額を知らされていて、迷わず弊社がご提案した通り、任意売却にて残債の一部を返済したうえで残りの残債については法的処理をするという決断をなされました。逆にもっと早く任意売却という制度を知っていれば高額な住宅ローンを無理して返済していくという選択を取らなかったと嘆かれてはいましたが、もちろんその頃は息子さん・娘さんなども同居していて、ご主人のお仕事も順調にいっている時は売却を真剣に考える機会がある訳はありません。現在はもちろんお子さんも独立しご夫婦だけとなった今だからこそ、長年住み慣れた愛着あるご自宅を手放す決断が出来たはずです。

まず、弊社は販売活動と並行して、債権者に対し上記物件のマイナスポイントを具体的な資料を提出した上で何度も交渉を重ねた結果、ついに1400万以上の残債に対し500万台前半という任意売却しやすい金額にて応諾頂き、ご自宅の販売活動についても上記マイナスポイントがあったにも関わらず、弊社の幅広いネットワークを駆使する事により、スピードに優れた買取業者の中でも最も高いほぼエンド価格に近い金額で買い取って頂く事によりご自宅の売却もスムーズに完了し、当初のご希望に近い引越費用も捻出することも出来ました。

引越先についても、すでに独立されたご子息の近隣というご希望条件に合った賃貸物件の探索もお手伝いさせて頂き、1000万近い残債についても弁護士に依頼し順調に免責の方向で進んでいます。今では債務からの不安から解放され、理想的な新生活をスタートされています。