静岡県の静岡駅徒歩圏のマンションにお住まいのご夫婦との出会いのきっかけはインターネットからHPを見てのご相談からでした。
秋深まるころ住宅ローンの返済が滞り、某サービサーに移管してまもなくのことでした。次順位に某ノンバンクS社の抵当権がついており双方支払いが困難になってきていました。
ご主人は学習塾を営んでおりましたが、駅前の学習塾激戦区の中にあって、子供の数が減ってきている昨今、決して業績が良いわけではありませんでした。
11月のはじめに上席が静岡の自宅に出向き話をした際、3-4年前に既に債務整理をしており、当時政府系金融機関からの借り入れがあり、弟が連帯保証人になっていました。そのときは頑張って全額返済しましたが、今回も2番抵当のS社の保証人になっているため、これ以上は弟に迷惑をかけられないと売却に踏み切り大手不動産会社のD不動産に依頼して売却活動を開始しました。ところが債権者との話し合いが何一つできておらず、結果、時間ばかり過ぎてしまい6ヶ月の間何も前進しなかったのです。
どうしようかと困惑している中、弊社のHPが目に留まり問い合わせしてみたと話していました。
弊社でお預かりして早々、移管先の金融機関から「3ヶ月以内に売れなければ競売にする」と言われ、タイトな販売活動がスタートしたのです。
債権者が指示してくる販売価格と実際に売れる価格との開きがかなりありました。また、静岡と東京ではかなり距離がありましたが、ネットワークを駆使して円滑な販売活動を展開してまいりました。が、近隣には新築のタワーマンションの建築予定や築浅の中古物件が競合しており、購入希望者の目移りは否めず販売には苦戦を強いられました。
そんな中、買取りを検討していただけると購入申込をいただき、早速、所有者、債権者に連絡を取り迅速に話をまとめることができました。結果的に、ご満足いただける引越費用を捻出することができ、引越も無事終えることができました。
最終的に、奥様は娘と東京で一緒に暮らし、ご主人は学習塾兼自宅として静岡に残る選択をしました。
引越も落ち着いたころご連絡をしてみると
「もっと早くエスカレードさんに連絡していれば、もっと早く気持ちも楽になれたのに・・・」
と未だに大手D不動産に依頼したことを悔やんでいました。
しかも、賃貸物件の申込も保証会社で落とされると自分たちで決め付け、先々どうしたら良いのかと絶望していたと当時の心境を話していただけました。引越も無事終えることができ、一段落したところで自然にご家族から笑顔がこぼれました。
残ってしまった残債に関しても一緒に支払い方法や対応を考え、過去の事例など参考に少しでもお役に立てればとアドバイスしております。