任意売却最新情報

新潟S様「元妻からのきつい養育費の請求が要因でローン滞納」

今回の依頼者様は昨年の6月に弊社ホームページからのお問合せでした。

 希望は出来る事ならオーナーチェンジ、難しいのであれば売却も覚悟しているとの事でした。

 依頼者様は運送会社勤務(長距離運転手)8年前に離婚していて子供も2人(双子)とはいいっても現在25歳の立派な大人、離婚後元奥様と子供さんは出ていかれ近くの賃貸アパートで一緒に生活しているそうです。

 今回のご依頼の経緯を聞くと離婚した奥様が弁護士に依頼して養育費の未払い分と解決金を合わせて1000万円弱請求され尚且つ給与の1部を差押えされ生活が困窮して無担保債務も増え続け悩みに悩んだ挙句今回の任意売却のご相談に至ったそうです。

 早速弊社の顧問弁護士この度の経緯を相談したところ、ここまで無担保債権及び申立人からの解決金を請求されているのであれば、ご本人の判断に任せるがこちらも法的処置(破産)をするのが良いのでは?しかし養育費に関しては非免責債権となり破産したとしても処理できないとアドバイスを頂きその旨依頼者様にお伝えしました。

弁護士も、もちろん任意売却後の手続きにしてくださいとのことで依頼者様にその旨をお伝えいたしました。

 ここからは希望であるオーナーチェンジを叶えるためにオーナー様を探すのみですから、近隣の不動産、大手買取業者、過去の取引した事のある会社様、投資家様のご紹介に没頭しました。

しかし依頼者様の現在置かれている状況(給与差押)を踏まえると支払えるお家賃が少なく尚且つ販売金額が高いため利回りが悪く極めて難しい状態が続きました。

 検討していただける投資家様が見つからない状況が長く続いたことと、ご依頼者様の強い希望もあり弊社グループ会社にご相談、稟議に時間がかかりましたが結果希望家賃に見合った金額を提示したのち、ご依頼者の納得の上オーナーチェンジに至りました。

 弊社も依頼者様の希望を叶えることが出来てほっと胸をなでおろし数か月が過ぎたころ、今では賃借人の立場になりましたが変わりなく元気に明るい対応をさせていただきました。

特にご成約された方から連絡は別段珍しいことではありません。逆に嬉しいことです。

 しかし内容は予想もしていないことで「家賃も払い尚且つ養育費も払っていたが、今後継続しての支払いは厳しいので近隣の安価なアパートに引越をしたい」との話でした。

予想もしていなかったので仰天しましたが強い希望なので仕方ありません。

しかし今まで実需での問い合わせは皆無の物件で買主様を見つけるには困難を極めました。

しかしそうは言ってはいられず一から販売活動に没頭した結果何とか買主様を探すことに成功!

 無事に決済も終わり尚且つ元依頼者様の引越費用までも捻出出来たといった結果的には出来すぎの結果となりました。

 今回のケースのように希望を叶えられたと思いきやイレギュラーになろうとも、弊社は依頼者様の希望を叶えるために最大限の力を発揮する事をモットーにしております。

お一人で悩まず無料相談窓口、ホームページもございます。困ったときにはお気軽にご相談ください。