任意売却最新情報

固定資産税(こてい しさんぜい)

所有する土地や建物に課税される地方税
毎年1月1日現在の土地・建物の所有者に対して市町村が課する税金である

任意売却で厄介なのがこの固定資産税である
固定資産税を滞納して差押をされていると任意売却を成立させるために抵当権者にその滞納税の配分を認めてもらわなければならない 
例えば何年間も滞納していると滞納税が100万円以上になっていることもある
抵当権者からしてみれば競売にした場合の配当は、抵当権の設定後に発生した固定資産税より優先して弁済が受けられるため任意売却時によっぽど売却条件(価格)が有利等の理由がない限り滞納税全額を配分で認めてもらうことが困難である
その場合、滞納税の不足分が業者が受ける仲介手数料の範囲内である場合、それらを削って滞納税に充てるなどして任意売却を成立に導くことが多い