流通関係の運転手をされていたＫ様はまだ50代ですが、脳梗塞をきっかけに体調を崩され退職されました。介護関係で働いている奥様だけで住宅ローンを支払っていくのが難しくなり、当社のHPにお問合せいただきました。

ご希望の内容としては、体調の優れぬ親族が近隣にお住まいであるため、賃料が廉価でできるだけ今の自宅から近い物件に移り住み、その際の引越費用のご捻出を希望されておりました。

ご自宅の立地は鹿児島県内でも決して流動性の高いエリアではなく、建物は築２０年を超える平家で、通常であれば居住可能な築年数ですが、特に水回りの痛みが激しい状態でしたので販売が順調に進むのかご心配されておりました。

債権者からは競売も視野に入れる旨の通達も来ていてご不安な様子でしたので、当社の販売ネットワークを駆使して迅速に販売活動を進めていきました。ほどなくして近くで漁業を経営している会社の方にご覧いただき購入申し込みをいただけました。従業員の社宅に利用するとのことで、会社に近く、部屋数の多い間取を気に入っていただきました。

また、買い手が決まってからの引越し先のあっせん、引越会社の手配および不用品処理会社への対応についても弊社がお手伝いをさせていただき、お引渡し日までに引越していただけました。

決済を迎えられた際には、当初はどうなるか不安でしたが、全面的にサポートしていただき、また懇切な説明をしてくれたり、励まし続けてくれたことで、安心して任意売却成立の日を迎えることができた、と笑顔でおっしゃっていただきました。