競売が進み何もかも諦めていたK様。弊社の社員が伺ったときは下を向いてうつむいていたました。
詳しく状況を聞くと消費者金融から借り入れがありその返済を優先したために住宅ローンを滞ってしまいそれが理由で競売の申し立てをされてしまったのです。
しかも、K様は仕事が忙しい上、出張も多くあまりポストも確認しない生活でようやく自宅が競売になっているのを知ったのは開札期日が決まってからの事でした。
あまり時間はありませんでしたが急いで取り掛かれば間に合うとをご説明しK様はすこし安心したご様子で今後の内覧等の立会はK様が対応できない為、弊社に鍵を1本お預け頂いてすべてにおいて一任して頂く形となりました。
売却に関して早急に債権者等の話し合いを済ませ弊社とよく取引をしている仲介会社さんに客付してもらい無事に売買契約を済ませることが出来ました。
契約後、今度は1ヶ月後に物件の引渡しが有りますのでそれに向けて転居先を見つけなければなりせん。
K様は出張が無い時でも帰宅されるのは夜の九時以降であまり賃貸物件の内覧の時間をとることが出来ませんでした。
あまり、件数を見る事は現実不可能なのでこれだったら入居したい物件を1件に絞りその物件を内覧させて頂きました。
K様もその物件をとても気に入られてその場の申込となり無事に賃貸契約となりましたが引越についてK様は引越業者の都合が会わない為、私の方で立会させていただき朝は売却物件からご出勤して頂き、その後に私の立会の元に引越をすまして夜は新居にご帰宅して頂きました。
実は引越の立会をするのと並行してガスの開閉に立ち会いも私の方で行っていたのですがトラブルがありガス会社の方がガス管を開くと建物が古かったせいかガス漏れがあったのです。 このままでは夜Kさんが帰宅されてお風呂に入れないと困るのでガス会社の職員と相談して時間が掛っても良いので今日中に使えるようにお願いしました。
結果的には最初の立会から終わったのは6時間後でしたがK様が帰宅される前に完了する事が出来ました。
その後、無事に引渡しも終わりK様には
「エスカレードさんには何から何まで任せっぱなしで申し訳ない。でも本当に有り難うございました。」
とありがたいお言葉を頂いてお別れしました。