任意売却最新情報

千葉中央区G様『売却は覚悟だが親の責務で子供達が成人するまでは住み続けたい』

ご依頼者様は千葉県にお住いのG様。コロナの影響で大幅な減収になり、生活が苦しくなった所に離婚の話となり滞納をはじめたそうです。同居している息子様の生活だけはなんとしても確保してあげたい、との一心からインターネットであれこれと検索している中、当社のホームページをみて頂き、問い合わせ頂きました。

まずは相談員が現状の生活状況をヒアリングさせて頂き、じっくりとお悩みとご希望を伺いました。

ご相談を頂いた時点で既に滞納は8カ月以上経過し、競売の申し立て準備が進んでいる状況でした。ご依頼者様のご希望は、大学生のお子様が成人されるまでの残り3年間、親としての責務として住まいを確保し今まで通り学校に通わせてあげたい、自宅を売却しなければならない状況は理解しているが、その後もできれば住み続けて今まで通りの生活ができる環境にしたい、との事でした。

競売と、任意売却の同時進行にて進めていくなかで、ご依頼者様のご希望であるリースバック条件での売却にて販売活動をしていく事になりました。販売期間が限定され、尚且つリースバック希望となる為、通常の売却よりもハードルが高く、なかなか購入希望者が現れず苦戦しましたが、当社のネットワークと広告力を最大限活用して集客し、なんとかリースバック条件での購入希望者を見つけることができました。

ご依頼者様の状況についても、離婚問題についてはひとまず話し合いにて決着ができ、お仕事の状況もかなり回復しているご様子でした。ただご依頼者様の手元資金はほとんどなく、リースバックにかかる賃貸初期費用について捻出することが困難な状況の為、買主様にもご協力頂き、極力抑えて手続きができるよう尽力致しました。

最終お取引日に、すべての手続きが無事終わると、「競売の通知が届いた時は何もかも失ってしまうと焦り、相談するまでは不安な日々を過ごしていたが、勇気を出して一歩踏み出した結果なんとかなってよかった。気持ち新たに再スタートできます」と前向きな様子でした。