一人親方、という形で改修工事の仕事をされている方ですが、取引先からの支払いが滞ったり、コロナの影響で仕事が激減し、住宅ローンの支払いが困難となりました。

各種保険も解約したり、アルバイトをしたりして、当面の窮地は凌いだものの、立ち行かなくなり、クレジットカードのキャッシングを繰り返すようになり、その返済も徐々にできなくなり、ついては競売を起こされてしまう状態にまで発展してしまいました。

ご不安な日々を過ごす中、当社の相談員がご訪問させていただき、お話しさせていただいたことがきっかけでご依頼いただきました。

 K様のご希望はオーナーチェンジで、売却はするものの引き続き自宅に住み続けたいということと、督促が多方面から来てしまい困惑しているので、今後について弁護士と相談したいから当社提携の弁護士を紹介してもらいたいという内容でした。

 早速、弁護士と面談の日程調整をして翌週、弁護士事務所に同行させていただき相談を致しました。

 競売については、すぐに取消となったものの住宅ローンのお支払いも厳しいため、住宅ローンの債権会社と話し合っていきました。

債権者の担当が直近で、当社と任意売却の成約をしたばかりだったこともあり、非常に好意的に協力的に交渉に応じていただきました。

住宅ローンの他にも各税金の滞納もありましたが、各窓口と交渉していきました。

 続いてオーナーチェンジに対応してもらえる買手探しでしたが、当社の幅広いネットワークで買手を見つけ、最適な買主を程なくして見つけることが出来ました。

 決済のタイミングではオーナーチェンジができて家族と一緒に今の家に住み続けることができて本当に良かったと大変お悦び頂きました。

 ところが、１年ほど経過した頃、K様の仕事の関係でお引越をすることになりました。

その際にも買主様と交渉し、何とか、引越費用の捻出をご協力いただけることとなり、また引越先の賃貸物件の斡旋も当社の方で御手伝いさせていただきました。

 お引越作業が終えて最後に鍵を受け取った際、長い長い期間、何から何まで全部任せて頼りにさせてもらって本当に有難かったと、おっしゃっていただきました。