任意売却最新情報

東京葛飾M様「度重なる不幸も任意売却を機にすべて好転」

今回は葛飾区にお住いのM様からのご依頼です。

 M様は40代後半で奥様と大学生の娘さんの3人家族の方です。

お仕事は郵便局にお勤めで管理職、奥様もパートとして同局にてお勤めとの事です。

 今回のご相談に至った経緯を聴くと、きっかけはM様の同部署部下が金銭を横領したために管理者筆頭に割合は違いますが所属部署全体で連帯責任として1年間の減俸処分。

特にM様は大減俸!!との事でした。

やった張本人は退職したとの事で被害を被った他の同部署職員は当然大激怒だったそうです。

順風満帆な生活から一気に生活困窮に陥り悩みに悩んだ挙句ネットで弊社ホームページを熟読したうえでご相談の連絡に至ったそうです。

 悪いことは連鎖するもので、M様のお父さん(非常に不仲との事)が階段から落ちて入院、大腿骨骨折して胸も強打、更に頭も打っている為一時ICUに掛かるほどだったそうです。しかし不仲とはいえ親は親。ここはM様も切り替え寝る間も惜しんで看病と仕事に没頭したそうです。

重ねてご挨拶日を設定すれば今度は娘さんがコロナに感染して面談日も延長になり本人奥様も自宅待機になり、奥さんに限っては当然パートにより収入は無くなり事態は最悪になったそうです。当然M様と違いパートですから社員と違って休んだ分は支給されません。

更にお父さんの入院している担当医師からは「このまま寝たきりになる可能性が高い」と厳しい現実を告知されたそうです。

 娘さんのコロナも完治してM様ご夫婦も仕事復帰、さすがに10日間お休みをした直後にアポイントメントを取るのは失礼と思い、ご挨拶の日時をさらに1週間延期して上記に記した通りのヒヤリングが出来ました。

 と言え状況がよくなったわけではなく住宅ローンの滞納は継続しているわけで窓口も銀行から債権回収へ変わりました。

早速債権回収担当者に連絡して今後の方向性の確認をしたところ競売着手にはそう時間はかからず申立てると告げられました。

 M様に上記債権者とのやり取りをご報告したところ、限りなく完済に近い金額での売却を希望されました。

もちろん弊社もどんなお客様の案件でも債務を残さないことを前提に買主様を見つけることをモットーに精進していますしその旨はM様にもお伝えしました。

ただ必ずしも希望を叶えられる保証はなく非常に言いにくかったですが最悪残債が残ってしまった場合の事も申し上げました。

M様も万一残った債務に関しては少しずつ返済するか?金額が高額に残るようなら法的手段もやむを得ないと仰っていました。

 販売の方はとにかくK様のご希望である完済を目指して休日返上と共に会社全体での協力体制でお客様のご紹介に明け暮れました。

お陰様で債権者が設けた期日までに買主様を見つけることに成功し競売にならずにすみ、更に全額返済お引越し費用+余剰金も捻出することが出来ました。

 上記に悪いことは重なると申し上げましたが、面白いもので良いことも重なり

全額返済が出来る買主様が決まると同時にM様のお父様もあれだけ担当医に「寝たきりを覚悟してください」と言われていましたが、なんと担当医から「リハビリ次第では介護に頼らず生活できるようになる」と言っていただいたそうです。

更に売却後のお引越し先も不仲だったお父様から今回のM様の献身的な看病からお父さんから謝罪を含め同居を求められたそうです。更に住みやすくするためにバリアフリー&二世帯工事をしていただける事に!!(もちろんその間仮住まいになりますがそこは売却した際の余剰金でやりくりしたそうです)

M様からは「破産も覚悟していましたがまさかの全額返済尚且つ手元にお金迄残していただき、更に不仲であった親とも和解出来て本当にエスカレードさんに依頼して良かったありがとうございました!!」と感謝のお言葉を頂きました。

 弊社は依頼者様の希望が必ずしも叶えることが出来ないかもしれませんが、限られた時間の中で依頼者様の希望を叶えることを大前提に決して諦める事なく最大限の力を発揮する事をモットーにしております。

お一人で悩まず無料相談窓口、ホームページもございます。困ったときにはお気軽にご相談ください。