今回のお客様は、ご自宅の住宅ローンの支払いが困難になったという事で一旦オーナーチェンジを実現し、当時の残債よりも低い金額で買戻しを実現させた事例となります。
このお客様は、神奈川西部にお住いのお客さまでした。弊社とのお取引の始まりは、弊社の不動産担保融資を扱っている関連会社に、「住宅ローンの返済が滞っているので、融資をしてもらえないだろうか」というご相談を頂いた事がきっかけでした。
ご主人のご病気が原因で収入が落ち込み、ずいぶん長い間住宅ローンが支払えない状況に陥っていたということが原因だったそうです。その相談を受けた弊社の関連会社は、弊社へ情報を共有し、なんとかお客様にとって一番良い方法で対策できないだろうかと弊社と共に模索しました。その結果、弊社の方で債権者に交渉をし、なるべく低い金額でオーナーチェンジでの売却を成功させ、数年後にお客様の家計が建て直ってきた時期に買戻しをする方針をご提案しました。
当時、お客様は住宅ローンだけでなく、年金や住民税などの滞納もありました為、債権者交渉は難航しましたが、弊社の方で交渉に交渉を重ね、極限に低い金額での売却の応諾を取り付けました。
オーナーチェンジをする場合、売却金額は売却後毎月お支払い頂く賃料にダイレクトで影響を与える為、低い金額での売却というのはマストの条件となってきます。
先ずはここを弊社の交渉力でクリアし、無事にオーナーチェンジを実現しました。毎月の家賃も、現在の住宅ローンの支払いとさほど変わらない金額でオーナーチェンジ出来たことにとても喜ばれていました。
その後、６年が経過してお客様の家計も随分と健全化したということで、弊社にて銀行融資のご案内等をさせて頂き、無事に買戻しを実現することが出来ました。なんとこの買戻し金額も、「住宅ローンが支払えない」とご相談を頂いた当時の住宅ローン残高よりも低い金額で売買が成立し、ローンの圧縮を行った上で自分の持ち家とすることが出来ました。これにはお客様にも大変感謝頂き、「悩んでいた時に御社の関連会社に依頼して本当に良かった」「不動産周りの事なら御社は何でもできるんですね」などと、感謝とお褒めの言葉を頂きました。
このご相談を頂いた当時はまだコロナウイルスの猛威とは無関係な時期でしたが、昨今はこういったご相談が増えていることも事実で御座います。
弊社では関連会社のネットワークとノウハウを活かし、今回の様に「融資よりも売却」といったご提案や、その逆のご提案もすることが出来、お客様にとって一番メリットのある手段を模索することが可能です。
「自宅を手放したくは無いが、家計が苦しくて返済が滞っている」「自宅を売却してまでは資金を作りたくないが、一時的な資金を融資してくれるところはないだろうか」等のお悩みをお持ちのお客様はこのご時世ですから多くいらっしゃるかと思います。弊社は、不動産や債務が絡んだ問題においては、他社に追随を許さないノウハウを持っていると自負しております。他社には断られてしまったお客様など、様々なお客様からご相談頂き、お喜び頂いております。どうか諦めずに、最後には弊社を頼って頂ければと思います。ご連絡、お待ちしております。