競売などでもっとも有利な買値を提示したものに売却するため、複数の競争者に買受額を提示させてその売却先を決めること

不動産競売による入札の手順

①保証金の入金手続き

・裁判所専用の振込依頼書（図１参照）を使用し入札期間内に金融機関で保証金の振込

・保証金の額は売却基準価額（任意売却用語集？は行を参照）　の２０％相当額

②提出書類の準備

・入札書（図２参照）

・入札保証金振込証明書（図３参照）

・添付書類

ア　法人が入札する場合→発行後３か月以内の代表者事項証明書又は登記事項証明書
イ　個人が入札する場合→発行後３か月以内の住民票
ウ　共同で入札する場合→発行後３か月以内の続柄の明記されている住民票等
エ　代理人によって入札する場合→代理委任状
ただし，ア～ウいずれの場合も，第三者が単に書類の提出行為を代行するだけであれば，委任状は不要

③入札書提出

・上記②を入札期間内に持参又は郵便等で送付

※いったん提出した入札書は撤回や記載内容の変更は不可なので十分注意が必要である