返済比率(へんさい ひりつ)
年収に対する1年間の住宅ローンなどの返済額が占める割合
1年間の返済額が120万円で年収が600万円の場合、120÷600×100で返済比率は20%となる
返済比率は住宅ローン等の審査でかなり重要となる
住宅ローンの場合、返済比率が30%~40%を上限としていて、率が低いほど借りやすい(安全)と言える
任意売却の場合、この返済比率の上限ぎりぎりで住宅ローンを組んでいる方が多く見受けられる
すなわち住宅購入時に無理をして購入しているのだ
新居を購入すると物件の購入代金の他に引越費用や新しい家具の購入費用など出費がかさんでしまう
毎月の返済だけでもギリギリだと当然、その後も尾を引いて家計を圧迫する
なんとかやり繰りしていたが、その無理がたたって突然体調を崩してしまい会社も休みがちになる
年収も購入当時より低くなりやがて住宅ローンが滞りがちになり...といったパターンが非常に多い
住宅ローンの借入額上限を予算として考えるのではなく月々の返済を何十年もしないといけないことを考慮して
今後、突発的な出費があったとしても支払っていける毎月の返済額で借りれる上限を予算にすることが望ましい