任意売却事例

島根県Y様『夫婦のペアローンと失踪、競売決定通知…。 1年半にわたり寄り添い、任意売却で家庭を守り抜いたケース』

今回のお客様は、離婚問題と住宅ローン返済不能という二重の悩みを抱えて、当社へご相談に来られた奥様でした。
当社が問題解決に着手してから、最終的に任意売却を成就するまで 1年半
長期にわたり伴走し、ご家族を守りきったケースです。


■ 相談当初:ご主人が失踪、住宅ローン滞納…。時間の猶予はほぼゼロ

ご相談いただいた当時、奥様は深刻な状況に置かれていました。

  • ご主人が突然家を出て行き行方不明

  • 住宅ローンが支払えず滞納

  • 家は「夫婦のペアローン」で購入している

  • 子どもたちの生活も守れない状態

このままでは競売となり、
奥様とお子様の生活は完全に崩壊してしまう危機でした。


■ 解決の第一歩は「失踪したご主人との連絡を取ること」

任意売却を進めるには、共有者であるご主人の協力が必須です。

そこで当社は債権者とも連携しながら、あらゆるルートでご夫婦双方に働きかけ、
ついにご主人との連絡ルートを確保。

ご主人へ現在の状況を丁寧に説明し続けた結果、

「今後は自分が住宅ローンを支払います」

との回答を引き出すことができました。

奥様は涙ながらに、

「本当に助かりました…ありがとうございます」

と安堵された様子でした。

一件落着したかに見えた――
しかし、事態はここで終わりませんでした。


■ 1年後、突然の「競売開始決定通知」

ご主人は再び支払いを中断し、債権者にも連絡せず…

1年後、当社担当者のもとへ奥様から緊急の連絡が入りました。

「家に競売開始の通知が届きました…どうしたらいいかわからなくて…」

債権者に確認したところ、
ご主人は数回支払った後、再び返済を完全に止め、
債権者からの通知も無視し続けていたことが判明しました。

債権者からは奥様への連絡もないまま、
粛々と競売手続きが進められた状態でした。

奥様は完全に途方に暮れ、
唯一頼れる存在として当社に助けを求めたのです。


■ 「競売回避」へ向け、奥様と共に苦渋の選択と向き合う

こうなった以上、残された選択肢は限られていました。
当社は多角的なプランを提示し、奥様も大変辛い中で、

「娘たちのために、少しでも良い未来があるなら頑張ります」

と決意されました。

  • 債権者への粘り強い交渉

  • 買主様にも大幅な条件調整を依頼

  • 手続き上の負担を最大限軽減

  • 任意売却後の生活再建サポート

これらを総動員し、
ついに任意売却を成功させることができました。


■ 任意売却完了後、奥様から届いた言葉

決済後、奥様から担当者へ届いたメッセージです。

「本当にありがとうございます。
あの時、御社に依頼していなければ私はこの世にいなかったかもしれません。
娘たちのために踏ん張れたのは、●●さんが励まし続けてくれたおかげです。」

長期間にわたりサポートした担当者にとって、
胸に深く刻まれる言葉となりました。


■ 家族問題 × ペアローン × 失踪 × 競売

どれだけ複雑でも、当社は最後まで寄り添います

今回のように、

  • 配偶者の失踪

  • 夫婦共有名義(ペアローン)

  • 競売開始決定通知

  • 家庭の混乱

  • 精神的負担

といった複雑な問題が重なるケースは決して珍しくありません。
しかし当社は、任意売却専門会社として 最初から最後まで寄り添う覚悟があります。

「どこに相談していいのか分からない」
「家族に言えない事情がある」

そんな方こそ、まずは私たちを頼ってください。

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