任意売却事例

岩手県K様『コロナ禍で購入した新築戸建が“重荷”に…。』

■ 地元業者に「売れない」と断られた状況から、任意売却で人生の再出発へ

今回のご相談者であるK様ご夫婦は、3年前に新築戸建を購入されました。
当時は賃貸アパートにお住まいでしたが、不動産営業マンから

「今の家賃に2万円足せば新築戸建が買えますよ!」

という提案を受け、コロナ禍の不安もあり「今が買い時」と決断されたそうです。


■ ご主人の倒産・奥様の妊娠退職で収入が激減

しかしその直後、コロナ不況の影響でご主人の勤務先が倒産。
転職はできたものの収入は大幅ダウン。
さらに奥様も妊娠のため退職し、家庭の収入は一気に半分以下となってしまいました。

その結果、
住宅ローンやその他の借入返済が滞る状態に…。

奥様は「このままでは生活が立ち行かない」と判断し、地元不動産会社へ売却相談を持ちかけました。

しかし、返ってきた回答は厳しいものでした。


■ 地元業者は「売却は不可能」

査定の結果、
ローン残高が売却可能価格を大幅に上回っている(オーバーローン)
という状況。

一般的な売却では完済できないため、
地元業者からは「売却不可」と伝えられてしまいました。

途方に暮れたK様はネットで解決策を探し、
当社のホームページを見つけてご相談くださいました。


■ 当社での調査の結果、「任意売却で解決可能」と判断

ヒアリングおよび市場調査を行ったところ、
任意売却なら解決の可能性が十分ある と判断。

すぐに販売活動を開始し、同時に債権者交渉も継続的に行いました。

ただし、ご夫婦が抱える事情から、販売は一筋縄ではいきませんでした。


内見がしづらい・ペット臭・築浅ゆえの価格競争劣勢…

購入から3年の築浅物件でしたが、

  • 室内でペットを2匹飼育していたため、傷や汚れ、強い匂いがあった

  • ご夫婦の勤務が不定期で、内見希望者の案内調整が難しい

  • 新築物件との価格差が小さく、競争力が弱かった

といった課題があり、当初は購入希望者が現れませんでした。


■ そこで「先に引越し」→クリーニング→内見改善へ

相談の結果、
売却前に賃貸へ引越しを行い、室内をクリーニングする
という戦略をご提案。

これにより、
・いつでも内見できる状態を作る
・室内の印象を大幅改善
が可能になり、販売活動が一気にスムーズになりました。

さらに、当社独自ネットワークを活かし、
地域の販売協力会社と連携したところ、
ほどなく購入希望者が現れました。


■ 任意売却の難関「債権者交渉」も当社が粘り強く解決

K様は購入からわずか3年しか経っておらず、
残債も多かったため、債権者の交渉は当初難航しました。

しかし、今回の債権者は当社が毎月複数取引のあるサービサーであり、
長年の実績と信頼関係が後押しとなって、
当社が理想とする条件で合意を獲得。

無事、売買契約まで進めることができました。


■ 小さなお子様への配慮から「決済に行かなくて良い方法」で対応

決済当日は本来、買主指定の金融機関に出向く必要があります。

しかしK様ご家族には幼いお子様がいるため、
長時間の移動が大きな負担となる状況でした。

そこで当社は司法書士と協力し、
K様は来訪不要で決済を完了できる特別な段取り を実現。

「ここまで配慮してくれるとは…」と、大変喜んでいただきました。


■ 売却後の法的手続きも当社顧問弁護士が継続サポート

売却後に必要となる法的手続きについてもご相談をいただき、
当社顧問弁護士と連携し、引き続きサポートを継続しました。

K様からは最後に、

「何から何まで負担のないよう配慮していただき、本当に助かりました」

という嬉しいお言葉を頂戴しました。


■ まとめ:絶望的に見える状況でも、道は必ずあります

  • オーバーローン

  • 収入激減

  • 売却不可と言われた

  • 小さなお子様がいる

  • 生活が限界

こうした状況でも、
任意売却なら解決できるケースは多くあります。

当社は、

  • 債権者交渉

  • 内見調整戦略

  • 引越しサポート

  • 決済の特別対応

  • 法的アフターフォロー
    までワンストップで行っています。

同じようなお悩みを抱えている方は、
どうか一人で抱え込まず、当社へご相談ください。

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