任意売却事例

静岡県S様『親族間トラブル、同じ屋根の下で家族全員から意地悪うけ』

今回は弊社ホームページからのご相談です。

 早速依頼者様にお話を伺ったところ依頼者様が生活費困窮の為消費者金融からの借入及び税金滞納からの競売になり自身の土地持分のみの売却依頼でした。

ご自身の土地はもともとお母様の土地で残念なことにお亡くなり姉妹で相続したそうです。

勿論建物もあるのですが建物の名義はお父さんの持ち物だそうです。

こちらとしてはお姉さんやお父さんにもお話をしてまとめて売却をした方がより高く売却が出来ますよ!

とお伝えしたのですが、これがお話を聞くにつれ驚きました!

父親、姉、と犬猿の仲で自身持分の土地にプレハブを置きそこで依頼者様は生活をしているとの事(お風呂やトイレはこっそり使用)

酷い話過ぎて心配で遠方でしたが依頼者様と合流、現地確認したところ本当の話でした。

 ただ持分競売とは言え何とかしないと競売で持っていかれてしまいます。もっと言えば依頼者様の土地は接道されているのでお姉さんの土地と違い価値が高いことが判明。

兎に角時間が無いので接道義務を満たしている事を前面に押して買主様を探しました。

地元買取業者及び大手買取業者に必死に営業しました。

しかしながら上記に記した通りお姉さんの土地を合わせれば債務完済プラスしっかり手元にお金を残せる金額を出す業者様多数が現実でした。

 依頼者様には建物所有者の父親、裏地の未接道の土地所有者姉と話しだけさせて欲しいと懇願したところ依頼者様は一緒に行かないのでいいならOKと承諾を得ました。

 さっそくお父さんとお姉さんとアポイントメントを取りお会いすることが出来ました。

勿論1番高い買主様の買付証明も持参しての話合いでしたが3時間話をしても解決に至らず!表向きには「母からの遺産なので手放したくない」と最初は言っていましたが3時間話して総合的に感じたのは依頼者様の言っていた通り単純に意地悪にしか聞こえず、その日には決着がつかず往復350k道のりが無駄となりました。

ただ弊社のモットーは「決して最後まで諦めない」ことですから何度も交渉を重ねました。

ただ競売のスピードが勝り期日に入ってしまいました。

最後の手段としてハイリスクではありますが弊社グループ会社に相談長い話合いの末依頼者様の持分のみ購入に至りました。

無事に競売も止まり他債務も完済、尚且つプレハブから立派とは言えませんが依頼者様の家族であるワンチャン猫ちゃんも一緒に住める借家にも引越す事が出来て依頼者様は非常に喜んでいただけました。

 ただ私個人としてはグループ会社とは言え購入して頂いたイコール売却が必須、かなり重いプレッシャーとの闘いの始まりでした。

競売という時間の縛りは無くなりましたがやはり裏の未接道の土地⇒お姉さんの説得が必須で何度も足を運びましたが説得できず、そこであるとき運良く地元業者に営業していたところお姉さんの友人だという方と遭遇、代わりに話をして頂きお姉さん側の仲介になっていただき売却へ繋がりました。

何とかグループ会社に迷惑をかけないですみました。

 弊社は依頼者様の希望が必ずしも叶えることが出来ないかもしれませんが、限られた時間の中で依頼者様の希望を叶えることを大前提に決して諦める事なく最大限の力を発揮する事をモットーにしております。

お一人で悩まず無料相談窓口、ホームページもございますので困ったときにはお気軽にご相談ください。

 

 

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