任意売却最新情報

静岡県U様「コロナが残した爪痕はまだまだ深いようです」

今回は静岡富士市にお住いのU様からのご依頼です。

U様は40代後半で奥様と大学生の娘さんの3人家族の方です。

お仕事は運送関係のお仕事でやはりコロナ渦の影響で仕事が激減して更に奥様もご病気のなり生活が困窮して消費者金融からも借り入れを繰り返して競売申立されてしまい悩みに悩んだ挙句のご相談でした。

今回の債権者は依頼者のご実家の土地の持ち分に対して差押をしてきました。

ご実家の持ち分は依頼者様のご両親、ご姉妹、ご本人の6人で共有しています。

すぐにお話を聞きにご実家がある静岡県富士市に飛びご両親と依頼者様長男とお会いしてお話を聞きました。

当たり前ですが初めてのことと、ご両親もご高齢と相まってどう処理をしていいのか分からずにいましたので出来る限り内容をかみ砕いた状態でご説明をしました。

一通り説明が終わり1番良い方法としては息子さんの土地の持ち分をお父さんかお母さんが売買として購入する方法が1番良い方法に至りましたが、ご両親もそうは簡単に何百万と高額な費用を捻出することは難しくその日はご説明のみで後日お返事を頂くことになりました。

お会いして数日経過したところ依頼者様から連絡があり、ご両親が老後の蓄えを切り崩して尚且つ足りない分を身内から借りて処理しますと連絡があり債権者含め司法書士も調整して決済をしました。

今回なぜ債権者に債務を払うだけで終わらなかったのか?ご説明しますと、依頼者様が債権者にただ全額支払いをしたとしても他にも何社か同等の借り入れのある消費者金融がある為に、持ち分を無くさなくては同じことを繰り返すことになるので「息子さんの土地持分をご身内が購入」する手段を取りました。

無事に売買は成立して債権者にも支払いが終わり他債務は弁護士に債務整理を依頼して今回の件は何とか乗り切れました。

依頼者様含めてご両親特にお父さんからは余りある感謝のお言葉を頂きました。

弊社は依頼者様の問題点をお客様と一緒に考えて、「競売」という限られた時間の中で依頼者様の希望を叶えることを大前提に決して諦める事なく最大限の力を発揮する事をモットーにしております。

お一人で悩まず無料相談窓口、ホームページもございます。困ったときにはお気軽にご相談ください。