任意売却最新情報

富山県S様「発端は3か月の入院から」

S様は、ご家族と一緒に順風満帆に長年ご自宅に居住しておりましたが、ある出来事によってご自宅を売却しなければならない事態となりました。

S様は建設関係の会社に勤めておりましたが、一年ほど前に体調を崩されて3か月ほど入院をして仕事ができない状況になってしまいました。それまでは、仕事も順調で収入も安定しており入院をしたことにより収入はなくなりましたが貯蓄はあったので住宅ローンの支払い事態はできる状況でした。ただ、給料の入金口座から住宅ローンの引き落とし口座への入金を数か月怠ってしまったのが今回ご自宅の売却に至った発端です。

入院中、金融機関から督促の連絡があり、入院していることで資金の口座移動ができない事情を説明したのですが、金融機関もなかなか事情を受け入れてくれず口論になってしまうこともあり最終的には、通常よりも早くに競売申し立てをされてしまいました。

この段階で、事態を重く見たS様の息子様が弊社ホームページを通じて弊社と出会い、弊社は、S様にお話を詳しく伺い金融機関と連絡をとり現段階では競売申立ては取り消せないが、競売開始までに住宅ローンを完済できる買主が見つかるのであれば競売を取り下げてもらえることになりました。

弊社は、すぐに売却活動を開始して、現在のご自宅の売却相場では完済が厳しいことと競売までの時間があまりないことで苦戦を強いられましたがどうにか競売開始直前で住宅ローンを完済できる金額で買主を見つけることができ、無事にご自宅を売却することができました。

今回の事例から思うことは、どんな事情でも住宅ローンの返済ができなくなったらまずは早めに金融機関に連絡をして事情を説明すること、そして自分だけの判断はしないことだと思います。今回ご自宅の売却に至ったのは経済的理由ではなく、うっかりだと思います。資金の口座移動ももしかしたらできる方法はあったかもしれません。

もし、何かの事情で住宅ローンの支払いができない方やできなくなりそうな方、銀行への相談の仕方を詳しく知りたい方はぜひ弊社までご相談いただければと思います。