任意売却最新情報

群馬県O様「会社から突然閉鎖の通達でローン返済不能に」

本件は昨年10月に弊社ホームページからの問い合わせでした。

所有者は農耕機械の販売、メンテナンスをしている方です。

ご家族は奥さんとお子さんが2人、高校生と来年高校に入学する男の子2人です。

希望は出来る事ならオーナチェンジ、難しいのであれば売却も覚悟していると伺いました。

実際お会いしてお話を伺わせて頂いた所、依頼のきっかけは突然会社から来年3月いっぱいで会社を閉めると告げられ大幅な給与カット。住宅ローンの支払いが出来なくなる位の減給で現状でも生活するのに精一杯にも関わらず会社からの通告で住宅ローンを滞納するしか道がなく悩んだ結果での任意売却のご相談でした。

お話が進むにつれ当たり前ですがこんなことになる事になるとは予想もしてなくカードローンで自宅の外壁塗装、ソーラー、給湯器等々の交換もしてしまったそうです。

早速債権者に連絡をして任意売却の応諾をもらえるための交渉を重ね、何とか応諾をもらう事が出来ました。

早速販売を開始しましたが決して甘く見ていたわけではありませんが難航し、地場の不動産業者にヒヤリングしてもこの周辺は新築物件でも2000万しない、築浅であっても債権者の指示価格では到底問い合わせもなく極めて難しい状態が続きました。

しかしこの程度で諦めるわけもなく債権者交渉を何度も重ねて同時に販売価格の適正化に努めました。

本来債権者も保証会社があれば債権譲渡するまでに約6カ月そこから債権回収会社に代弁されて約6カ月任意売却期間を設けてもらえますが今回の債権者は保証会社が無く3月中に買主が現れなければ競売に着手すると通達が所有者に来ました。

上記にも記しましたが販売が困難を極めている時の通告で非常に焦りました。時間が無い中で再度買主を探すべく弊社全体を巻き込み買主検索に没頭しました。

債権者の取下げ書類手続きを逆算すると正味半月しかなく正直諦めかけましたが何とか債権者が納得する金額での買主を探すことに成功しました。

無事に契約をすることが出来ましたがここからがもう一つ高いハードルが残っていました。

引越し先です。何十件も当たりましたが依頼者様の息子さんの学区内(今卒業を控え転校は出来ない)希望、住宅ローン、カードローンの滞納状態では物件があっても審査が通りませんでした。尚且つ引越業者も同時進行で探しましたが3月は引越しの繁忙期もあり引越業者も見つからない状態でした。

買主様の条件も月内退去が条件。しかし現状をお伝えし懇願した結果1週間の猶予を頂ける事に成功。

しかし弊社のモットーの1つでもある「決して最後まで諦めない」強い気持ちで探し続けて結果、賃貸も決まり引越業者も確保することが出来て尚且つ期限も守ることが出来ました。

弊社は必ずしも叶わないかもしれませんが、限られた時間の中で依頼者様の希望を叶えることを大前提に、決して諦める事なく最大限の力を発揮する事をモットーにしております。

お一人で悩まず無料相談窓口、ホームページもございます。困ったときにはひとりで悩まずお気軽にご相談ください。