ご主人の一時的な離職により自宅を競売にされてしまったK様。
自宅を守る事は諦めて、次の転居先の確保にスタートをきられましたがK様の自宅は長屋建ての自宅でお隣との塀が一体になっているタイプでした。実はこれが自宅の売却を難航させる原因となったのです。
最近の金融機関はこのような物件は中々、担保評価も出づらく通常の戸建の様に住宅ローンが使えないので現金でのお客様でしか対象になりません。
ご主人の一時的な離職により自宅を競売にされてしまったK様。
自宅を守る事は諦めて、次の転居先の確保にスタートをきられましたがK様の自宅は長屋建ての自宅でお隣との塀が一体になっているタイプでした。実はこれが自宅の売却を難航させる原因となったのです。
最近の金融機関はこのような物件は中々、担保評価も出づらく通常の戸建の様に住宅ローンが使えないので現金でのお客様でしか対象になりません。
しかも、建物の内部の痛みが相当激しくペットが犬2匹・猫2匹を飼っていた為、ペットを飼っていない方からするとかなりきつい匂いに感じる状況でした。
K様として多少、残債務を残してもいいからとにかく引越代が欲しいとの強い要望があったのでとにかく債権者と価格交渉をして裁判所の積算価格(裁判所が鑑定依頼した実勢価格)よりも金額を下げさせることに成功しまた。
結果的には物件価格が1000万を切りかなり割安な価格帯になり、ある外国籍の方が購入をしてくれました。
無事に契約を済ませ引渡しの準備に移りましたが上記で説明したようにK様にはペットが合計4匹もいた為、今度は転居先に苦労しました。K様には小学生のお子さんがいたため学区を変わらない状態での引越を希望されまたがその限定されたエリアでほとんどが4匹のペットを受けいれてもらえない状況でした。そんな中、1物件だけ相談してもらえる物件が現れ管理会社に訪問し、K様の困っている状況を説明させて頂くと
「そんなに困っているのであれば」
と大家さんの了解を取り付けて頂けました。
無事に引越を終え自宅を引き渡すとK様からは
「うちはペットも多いし、本当は家を貸してくれるところなんてないかと思ってた。何もしないで本当に競売で落札されたら俺たち住む所なかったよな。本当にありがとう」
とおっしゃっていただけました。