任意売却最新情報

東金市O様のケース「債権者から弁護士費用まで認めてもらえた!」

物件は築15年目の二階建て戸建で、モノレール線の最寄駅からは徒歩10分程に位置していましたが、本物件はすでに空室状態で、所有者様である40代男性と元奥様はすでに5年以上前に離婚が成立し、元奥様のみ半年ほど前まで居住していた物件でした。

今回の弊社へのお問合せは元奥様からで、離婚後は所有者様がどうにかお支払していた住宅ローンがついに半年ほど前よりお仕事の都合で滞納が始まるとの連絡を受け、賃貸物件にお引越しされたもののこのまま何も対策しようとしない所有者様を見かねて弊社にご連絡頂き、元奥様が所有者様の橋渡しになって頂いたという経緯でした。

早速、所有者様とお会いし、弊社の進め方を丁寧にかつ精力的にお伝えしたところ、

「いままでこんな自分の為にここまで熱く語ってくれた人はいないし、自暴自棄になっていた自分が恥ずかしい。こんな私にも少しは希望の光が見えてきた感じがします。とにかくこの物件には全く未練はないし、任意売却が成立しても多額の残債務や税金滞納分、さらにカードローンなどの債務もあるので破産して一からやり直したいと思う。でもその費用もないのでどうしたら良いでしょうか。」

との事でした。

もちろんご自宅には税金差押も入っていましたし、この時点ですでに競売の申立も受けていましたので早急な対応が求められたのですが、まずは債権者と連日交渉した結果、任意売却しやすい金額まで導く事が出来、さらに所有者様のご意向をお伝えしたところ今回は幸運な事に所有者様の人となりを御存じだった債権者は

「確かに所有者の今後を考えると残った債務については法的に整理した方が本人の為に良いのではないか、もしその意向があるのであれば、うちは特別に弁護士費用の一部を売買金額の中から控除費用として認めてもよいが、今まで全く連絡が取れずに苦労した経緯を考えると御社がそこまで関与して何度も足を運んだりするのはかなりの労力を伴うし、業務の範疇を越えているよね。」

とのお言葉まで導く事が出来ました。

もちろんそこは弊社の最も得意とするフットワークの軽さと実行力ですから、所有者様宅と弁護士事務所にも何度も往復し、販売活動でもわずか2週間で買主を獲得し、任意売却にて弁護士費用の不足分や税金差押金まで捻出出来たうえで、媒介取得後なんと4週間かからずに任意売却が成立しました。

現在は全ての債務を法的にゼロに処理する手続きも順調に進み、所有者様も当初お会いした際のお言葉通り、生き生きと希望に満ちた生活をスタートさせています。