横浜市金沢区内のマンションの任意売却を担当する事になりました。

物件の近隣は過去に液状化の被害があり、他にも同マンションで販売活動を行っており販売に苦戦していたというのもあり、買主さんを見つけるには時間が掛かると思っていました。 　最初の内は問い合わせが割とあったのですが、内覧されたのは一組しかおらず、それも具体的なお話にはなりませんでした。

これではまずいと思い立ち昼夜問わず近隣の販売仲介会社への物件紹介や近隣周辺にチラシ投函・訪問営業やれることはすべてやろうと全力を尽くしました。

それが功を奏したのか偶然にも以前、内覧をしたお客様がそのチラシをご覧になって再度案内を希望されてきました。 　ご案内をして間もなく買付を頂き、指値はありましたが現状を債権者に報告をし、承認を得て契約を行うことができました。

後日、買主様に聞いたのですが最初の内覧時から物件は気に入っていたのだが、案内をした仲介会社から任意売却物件はやめたほうがいいと否定的なことを言われ一度は諦め、他のマンションを数件見たが理想としている物件には巡り合えず、そんな時に当社のチラシを目にして連絡をしたとの事でした。

任意売却物件は決して問題物件ではありません。 　　　

通常の中古物件となんら変化はございません。

まだこのご時世でもこのような偏見をもたれている不動産仲介会社が存在するのだと残念に思いました。

ただ、今回はそんな偏見にも負けず出し惜しみない販売活動が任意売却成立に導いたと言っても過言ではない事案でした。 　今後も依頼者の為にも出し惜しみなく「やれることはやる」をモットーに頑張っていきたいと思いまた。