任意売却最新情報

横浜市市緑区M様【戸建の任意売却】危機を回避!そして深まる絆!!

物件は築16年の2階建ての戸建で、新築当時は発展が見込まれた閑静な住宅街の一角でしたが、不況のあおりを受けたのか現在は廃れてしまい空き物件も目立ち、物件価値も新築当時に比べ激減しているような物件でした。

所有者である50代のご主人は年収が800万円以上あり、奥さまもお仕事をされていたのですが、多額な住宅ローンに加え様々なキャッシングやカードローンの返済の方を優先してしまい、住宅ローンの返済が滞り始めた頃に、危機感を覚えた奥様から【いい任売.JP】を見てご連絡を頂き、任意売却のご依頼を頂きました。

息子さんお二人がすでに社会人として独立している中、ご自宅に未練はないとの事で、少しでもまとまったお引越し代を手にしたうえで新たな場所で再スタートを切りたいという希望が強く、売却を前提とした債権者との任意売却の交渉が始まりました。

所有者であるご主人は出張が多く月に二、三日しか帰宅されない中、連絡はもっぱら奥さまと交わす形になりました。査定書や定期的な販売報告書を提出しながら粘り強く債権者と交渉する中、なんと住宅ローンの債務額の三分の一以下まで任意売却に応じて頂く金額を圧縮する事ができ、無事に買主も見つかり任意売却が成立しました。

その間、所有者であるご主人には弊社にて顧問の担当弁護士もご紹介させて頂き、任意売却後に残ってしまった多額な無担保債権や他のキャッシングやカードローンについても民事再生にて大幅に圧縮する事が出来、しかもまとまったお引越し代を手にしたうえで、現在では新天地にて全てリセットし希望に満ちた生活をスタートさせています。

強く印象に残った点といえば、ご主人が自暴自棄となっている中、奥さまが常に前向きに行動して頂き、決済後にご主人から

「膨大な住宅ローンの残債額だったにも関わらず住宅が売却出来るなんて思いもしなかった。しかも十分な引越代も手にする事が出来、更に多額な住宅ローン以外のキャッシングやカードローンも含め、紹介して頂いた弁護士先生によって債務整理出来てしまうなんて、感謝のしようがありません。」

とのお言葉を頂いたのですが、私からは

「とにかく奥さまに感謝してください。現実から逃避したくなる気持ちは分かりますが、全て奥さまが前向きに勇気のある一歩を踏み出してくれたことが今回の結果を生んだのですから。」

とお伝えしたのに対し、ご主人が大きくうなずいておられた点で今後きっと今まで以上に夫婦の絆が深まるのだろうという実感と期待を感じることが出来ました。