お客様からご相談を受けたのは競売入札開始の1週間前で所有不動産は川崎市川崎区にある一般的な戸建でした。
少ない時間の中でなんとか任意売却を成立させるべく行動したのですが、どうしても入札間際で債権者が任意売却に応じてくれませんでした。
結局、開札をむかえることになりある法人に落札されてしまいました。
藁をもつかむ思いで当社へご相談され依頼したお客様の気持ちを思うと悔しくて、今からお客様に対して何かできることは無いかを考えました。
落札した法人を訪ねお客様の退去費用の交渉と転居先の賃貸物件探索をしました。
落札した法人からはわずかでありますが退去費用の一部を出していただくことができ、お客様が希望する転居先の確保もできました。
引越し運送会社の手配や荷物の梱包も私のできる限りで手伝わせていただきました。
引越しが無事完了したときにお客様から
「いろいろありがとう 私たち家族のために一生懸命やってくれてるのを見させてもらってこれから先なんとなくだけど乗りこえていける希望がもてた 本当に感謝しているよ」
というお言葉をいただきました。
任意売却の結果はどうであれ、お客様に対して誠心誠意接することが大切なんだとあらためて感じさせられました。
これからも誠心誠意の対応を心掛け任意売却で一人でも多くの苦しんでるお客様を笑顔に出来るようにがんばります。