任意売却事例

青森県T様『訳アリ物件で任売は未成約でも依頼者希望は完全成就』

競売を申し立てられているものの、高齢の祖父母がいて、何とか住み続けたいと思っているものの問題点がいくつもあるとのことで、以下のような問題がありました。

 〇共有者が海外にいて連絡が取れにくい

〇道路部分に出るまでに第三者の土地を通らなければならない

〇かなりの過疎地で現実に購入希望者がいないと想定される

 十分にT様と打ち合わせをした上で、まずは海外にいる共有者と連絡を試みました。

何度か連絡しているうちに何とか連絡は取れましたが、取引をするとなると日本に一時帰国しなければならず、現実的には難しそうと仰っていました。

 販売に関してはリースバック物件として購入検討してくれる膨大な顧客に紹介していきました。

ですが、やはり物件のクセが強く、最終的に購入意欲を示してくれた買主様は一人もいませんでした。

 競売のスケジュールが決まり、任意売却が時間的に不可能になる直前まで販売し、債権者とも話し合いましたが、やがて厳しくなっていきました。

それでもT様を何とか助けいたいと思い、当社関連会社にて入札を検討して、落札できた場合はオーナーチェンジを叶えて差し上げようと、十分に検討を重ねて入札参加致しました。

 ところが当社より若干高い金額での入札者が他にいて結局競落することができませんでした。

 開札日には、競落者から早速訪問されてしまい、非常に心配であるとのことで、当方の方で仲介に入り落札者と交渉させていただきました。

結果、落札者とオーナーチェンジの話を成立させることができました。

 T様からは、最初から問題が山積みで大変でダメだろうとは思っていたが、まさかの最後の最後で大逆転でオーナーチェンジをすることができてびっくりしています、まるで夢のようです、と大変お悦び頂きました。

 

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