依頼者は北海道にお住いで農業従事者であるK様
体調を崩してしまい、休職している中、住宅ローンのお支払いが難しくなり不安な日々を過ごす中当社のホームページをご覧いただきお問合せいただきました。
このまま住宅ローンを払えない状態が続いてしまうとどうなってしまうんだろうか・・・
そんな不安はこみ上げて来るものの、とはいっても住宅ローンは現実払えない、誰に何を相談すれば良いのか分からない・・・そんな八方塞がりの状態とのことでした。
相談員がじっくりと状況をヒアリングし、ご提案をし、ご依頼いただくことになりました。K様のご希望はオーナーチェンジで、資力が回復したらいつか買戻したい、という内容でした。
早速、条件に合う買主様を探すべく迅速に販売を開始致しました。
ところが、お支払いできる家賃が限られていたことと北海道で真冬の時期ということもあり販売には一時苦戦を致しました。
住宅ローンを滞納しているものの当社に依頼したということで、債権者は競売を猶予してくれていたものの、条件に合うお客様がなかなか見つからず、債権者も競売の準備を始める時期になってきました。
それでも粘り強く販売を続け、債権者に対しても、交渉を重ね、何とかお客様が見つかりうる金額帯まで交渉を進めることができ、同じタイミングで条件に近いお客様も見つけることができました。
あとは賃貸条件ができるだけK様にとって負担の無いものになるよう買主様とも調整を図りました。
無事契約を終え、決済の段取となりますが、今のお住まいにそのまま住み続けるオーナーチェンジであったため、K様には決済(最終取引)に必要な最低限の書類をご準備いただいたものの殆どご負担をかけずに段取りをすることが出来ました。
決済日が無事終わると、K様は相談当時のことを振り返り
「まさか自分がこんなことになるなんて思っていなかった・・・どうすればいいのか分からず途方に暮れていたが、親身に対応してくれ、何から何までお任せモードで自分は殆ど何もしていないような感覚なのに問題が解決されて本当にありがたかった」
というお言葉をいただきました。
決済が終わり、しばらくした後、体調が回復して職場復帰し精力的に活動されるようになり、作業着で野菜を抱え、お子様と一緒に写る本当に幸せそうな家族写真をお送りいただきました。
K様のように一人で抱え込み辛い状況下にあるお客様を一人でも多く笑顔にして差し上げたいという気持ちを再度抱かせていただいた案件でした。