任意売却最新情報

東京墨田O様『競売入札まで10日前のご依頼、共有者3名、税金差押』

今回のご依頼者は墨田区のO様からです。

 お話を頂いた時点で10日後に競売入札開始と危機的状況でのご依頼でした。

すぐさまお話を聞くためにO様の住んでいるご近所のファミレスでお話を伺いました。

 お話を聞いたところ、親が亡くなり依頼者と弟妹3人で相続したそうです。

依頼者長男は物件に居住してなく近隣の賃貸に住んでおり、次男さんお一人で住んでいるとの事でした(妹さんは埼玉に嫁いでいる)

 そもそも何故競売になってしまったのか尋ねたところ依頼者である長男さんが事業資金の為に、ご弟妹に相談もなく物件を担保にして融資を受けたそうです。

よくよく話を聞いたところ最初は返済できると軽い考えで融資を受けたが思い通りに事業が上手くいかず返済が滞ったそうです!

居住中の弟さんも突然裁判所から「競売開始決定通知」が届きその時初めて現在の状況を把握したそうです。

 弊社も共有者である弟さんと妹さん(埼玉)とお話をしました。

お二人とも今後のプランがあり居住中の弟さんは2年後には九州に移住を考えていて、その時には2人兄妹に物件の権利は譲るつもりでいたとか、妹さんは現在住んでいる埼玉のご自宅が交通の便が非常に悪いため、兄2人に相談の上、本物件を更地(築57年)にして新しい家を建て引越してきたいと言っていました。

今の現状を弟さん、妹さんに伝えた所、当たり前ですが怒り心頭と同時に呆れ果てていました。

 とにかく時間が無いので共有者皆様とお話面談と同時進行で債権者交渉も行いました。

結果全額返済しか認めない!どうせ間に合わないだろ!と言われる始末です。

追い打ちをかけるように問題の長男さんは税金も滞納していたことが発覚!

正直上記に記しましたがこの時点で残り1週間となり諦めかけましたが再度気持ちを入れなおして会社全体で買主様を探しました。

ギリギリにはなりましたが何とか買主様を探すことに成功!

今回の件では弟さん妹さんに言われましたがお二人は被害者みたいなもので無事に解決できたとは言え素直に喜ぶことは出来ないと仰っていましたが競売にならなかったことに対してはお礼を言っていただけました。

 弊社は任意売却を主としていて「競売」という限られた時間の中で依頼者様の希望を叶えることを大前提に、決して諦める事なく最大限の力を発揮する事をモットーにしております。

お一人で悩まず無料相談窓口やホームページもございます。困ったときにはお気軽にご相談ください。