今回の依頼者様は高齢女性のお一人暮らしの方でした。
早速お話を聞くとこれが酷い話でした。
再婚した旦那様がお亡くなりになり本物件を相続したそうです。ここまでは当たり前の話でしたがここからが酷い話で亡くなられた旦那様の身内から勝手に相続した事をねたまれて1,000万以上請求されご自宅を担保にしてお金を借りて支払ったそうです。
お会いして思ったのが確かにもうすぐ80歳を迎える方とは思えないくらいお元気な方でお仕事もしていました。
職種を聞いた所これがまた凄い方で昔取った杵柄で介護の資格がありご自分より若い方々を介護していると聞きびっくりしました。それも自転車で片道1時間かけて職場に通勤と聞いて更に驚いたことを覚えています。
しかし当たり前ですがもうすぐ80歳を迎えそうな方ですから毎日は働くことは出来ず週に3日、2~3時間では1カ月5万円前後にしかなりません。
年金と合わせても1カ月に12~13万しかなくそこからローンの返済をすると食費すらスレスレの生活でした。
最初は頑張って支払をしていたそうですが、長くは続かず滞納を繰り返し競売の申し立てをされてしまったそうです。
そうは言っていられず依頼者様の思い出の詰まった家なのは重々承知でしたが現状打破するには売却するしかない事を理解して頂く事から始めました。
結果何とか度重なるお話合いの末、売却する事にご了承していただけました。
そうなれば債権者交渉と買主様を探すだけとなり2点に全集中しました。
しかし債権者はどになに依頼者様の経緯を話しても全額返済のスタンスは変わりませんでした。そうこうしてるうちに競売が進んでしまいとうとう競売の期日も決まってしまいました。
正直全額返済できるほどのお客様は見つかっておらず競売の期日も決まり諦めかけていました。
しかしここで諦めるわけにもいかず「絶対に依頼者様を助ける」と強い信念の元、会社全体で販売活動に全力で取り組みました。
運も味方してくれたと思いますが以前取引をして頂いた業者様からお問合せをいただき買上交渉の末何とか完済できる金額となり成約に至りました。
買主様からはお引越費用まで捻出して頂き、お引越し先は勤務地から徒歩圏内の場所にもなり依頼者様からは非常にありがたいお礼のお言葉を頂けました。
弊社は依頼者様の希望を限られた時間の中で最大限の力を発揮する事をモットーにしております。
お一人で悩まず無料相談窓口、ホームページもございます。困ったときにはお気軽にご相談ください。