任意売却最新情報

東京都大田区T様「開札直前に売却からオーナーチェンジへ想定外の展開」

大田区にお住いの方から、ご自宅と川崎市内にある作業所が競売申立てされたとの事で任意売却を依頼がきました。

借入金をできれば全額を支払いたく、ご自宅は住み続けたいとのことでした。

債権者にご挨拶の連絡と競売の状況を確認し、ご自宅より作業所のほうが競売の進み具合が早いため、川崎市内の作業所を優先に販売活動を行いこれは無事に成約しました。

次に、ご自宅の売却に専念をし、ご自宅の方は借地権なので取り扱いのある買取り業者に営業を掛けますが、接道状況などに問題があり、地主にも買取をお願いしましたが、債権者の提示金額まで届かない状態でした。

債権者に物件の状況を報告し、売出価格を下げてもらいましたが、それでも購入いただくお客様が見つからず、厳しい状況が続きました。

そんな時に、投資家のお客様が収益として買いたいとのお問い合わせがあり、室内をご案内した所、非常に気に入っているようでした。

翌日には購入意思を示されたので、契約等の段取りを進めましたが、契約直前にキャンセルになりました。

競売の開札(競売取下げの期日)まで10日ほどしかない状況で、唯一希望があるのは地主と思い、もう一度、地主とお話をしたところ、条件が依頼人の住み続けるということでした。

当初はお引っ越しする前提でお話を進めていましたが、最後の希望なので依頼人は住み続けることに応諾していただき、翌日には契約をしました。

契約から5日後に決済となりましたが、なんとか無事に決済を終えることが出来ました。

最終的に依頼人は引っ越す必要のない想定外の結果に大変満足して頂けた取引となりました。