任意売却最新情報

埼玉川越H様『問題解決のプロとしてお客様の為になるならと執念の成約』

今回のお客様は、管理組合および債権者とのトラブルを抱えているお客さまでした。また、後から判明したのですが、過去に水漏れを起こし、下のお部屋のお客様にご迷惑をお掛けしたようで、その際のリフォームについても長年放置されていたことがわかりました。お客様は相続で今のお部屋を受け継いでおり、まだ成人したばかりのお若い方でお仕事が忙しく、「親の世代からの事であり自分も良くわかっていない中、仕事に追われる日々を過ごしており、現状を把握するのにも気が向かない。」ということでしたので、当社の担当者は方々への折衝を総て担い、各社納得のいく形で話を纏めつつ、高額での買主を発見し、売却を収束させた、というお話になります。

当社は不動産業者なのですが、物件を売らざるを得ない背景や売りたいのに売れない原因の絡まった糸を解していき、売却を実現するプロだと自負しております。

今回も、管理組合、数社の債権者、下のフロアの所有者と、債権を持っている方との折衝だけでなく、それを解決するために協力をしてくださる方の探索から始まり完結するまでの調整など、普通の不動産業者では「割に合わない」とさじを投げるような物件の売却でしたが、「困っているお客様の為に問題解決をしたい」という想いの元、執念により売却を結了しました。

正直この業界は、報われない業界です。一般の売却ではしなくても良い事を、手間をかけて解決していく必要があります。それなのに、売買価格が低い為、仲介手数料はなかなか大きな金額は頂けません。当社にも不動産仲介業の経験者が多く入ってきますが、その業務の過酷さと疲労を受け入れられずに長続きしない担当者もいます。それでも現在の当社の社員は、「お客様の為になるのであれば」と努力を惜しみませんし、実際に問題解決に向けて全力を注いでいます。しかしながら、中には「俺はお客だ」と高圧的なお客様がいることも確かです。当社はあくまでも「困っているお客様の課題解決&不動産売買の仲介」と「不動産売却時の仲介手数料」は等価交換と考えております。「他社では解決できないお客様が困っている課題を解決する代わりに正規の仲介手数料を頂きますね」ということです。今回のお客様はとてもお若いのにも関わらず、その点をとてもよくご理解されており、どちらがお客様なのかわからない、というくらい丁寧な対応をして下さいました。

売買価格も低く、会社としては経費倒れではあったのですが、「ここまで素直に頼ってくれるお客さまであればなんとしてでも解決してあげたい」という担当者の想いもあり、成約まで粘り強く結びつけました。

「不動産を売らなくてはいけないが理由があって売れない」「本当は売りたくないのだけれど、理由があって売らざるを得なくなってしまった」などの問題をお抱えのお客様は、先ずは当社に御相談を頂き、一緒に問題解決をしていけたらと思っております。是非お気軽にご相談くださいませ。