任意売却最新情報

茅ヶ崎市K様「競売を奥様に話しできず刻一刻と迫る期限」

依頼者はK様。滞納をされ始め、それを奥様にお話しすることができず…。競売の申し立をされてしまい、それでも奥様には言えず・・・。そんな一人でお悩みを抱えるご主人様からご相談をいただきました。

親身に詳しくご希望を承り、ご提案をしながら案件を進めていきましたが、なかなか奥様には打ち明けることができない状態でした。

ついに入札期間が定められ、時間が迫っていく中で、「勇気を出して奥様にお話ししましょう」とご提案しましたが、それでも言い出せず、競売で落札されるまでに日数が限られ限界に近いところで、やっと奥様と面談させていただくことになりました。

奥様との面談では、現在自宅が競売になっていること、元々はオーナーチェンジを希望されており、買手を見つけていたものの、ご主人が休業中のため、賃料のお支払いが困難でお引越を伴うご売却の方向で進めていくしか選択肢がないこと等を説明致しました。

突然、状況の説明をされた奥様は茫然とされていましたが、売却のご決断をしていただき、それまでに債権者と交渉しており、かつ買手を探しておいていたため面談後、その場でご説明し契約しました。

そして決済までの限られた時間の中、賃貸物件を迅速に探しました。

ご希望の家賃、間取、エリアを細かくヒアリングし、ご希望の家賃を上回る物件でもお喜びいただけると思った物件については家賃交渉も行い、賃貸物件をご提案致しました。

結果、極めて短い時間の中で非常に満足いただける物件が見つかり、当日申込、3日後には賃貸契約を締結いただきました。

そしてお引越の段取りと産廃。事前にお客様に引越でもっていくものを大まかにヒアリングし、引越業者5社に相見積もりを出し、一番安いところの業者に更に金額交渉してお客様にご提案。

お引越代を少しでも抑えたいというお気持ちが強かったため、当社でもお手伝いを(無料で)させていただき新居との間を何往復もして運搬をお手伝いすることで、引越業者に運搬させる荷物を削減し、引越代はギリギリまで縮小しました。

お引越当日になっても梱包が間に合っていなかったので早朝から夕方まで一緒に梱包作業をさせていただき無事お引越を終えました。

産廃についても当社で業者の手配をし、当日も立会、お手伝いをしながら安価に安全に作業を終えることができました。

そして迎えた決済当日。住宅ローンの滞納が始まってからほとんどコミュニケーション不足になっているとおっしゃっていたご夫婦でしたが、問題が解決されたことで非常に仲良さそうに一緒に銀行に来られました。

取引が全て完了すると、「今まで真剣に向き合って動いてくれてありがとう。また新しい自宅にも是非遊びに来てください」とおっしゃっていただきまして今までの大変さが報われるような気持ちでした。