横浜市鶴見区 Y様のケース 「電気水道ガスが全てストップ状態、窮地を救済」
建築関係のお仕事に従事されていたY様。体が資本で今までは健康で仕事も続けてこれていましたが脳梗塞を患いそれをきっかけに仕事を失いました。
みるみる貯金は減っていきやがてそれも底をつきローンも払えず生活費もままならず、生活保護を受けて生活されていました。
そのマンションには人が住んでいるのだろうかと思わせるほど部屋に人の気配を感じませんでした。
その中でY様と出会い当社のお付き合いが始まりました。
詳しく話しを伺うとY様は電気・ガス・水道をすべて止められてしまっており季節は7月でしたから日中は部屋中がかなり暑くとても人が生活できる環境ではありません。
「普段はどうしているのですか?」
と尋ねると
「普段は暑くていられないよ」
と日中は区役所・パチンコ店・公園等で暑さをしのぐ為、あまり部屋には在宅していなかったのです。
Y様の部屋は2DKのマンションで景気のいいときは熱帯魚がお好きでかなりの大きさの水槽も2台所有されており、ペットも猫を3匹かわれていました。そのほかにかなりの家具や荷物もあり引越しをするとなるとこれを収めることもできず、出来ることであれば引越しがなくこのまますみ続けることが出来ればとのご希望でした。
また、Y様の部屋はペットの飼育がかなり雑で部屋の中のにおいもかなりきつく第三者への売却が困難であると予想されました。
このまま売却に固執して販売を続けていても間違いなく競売で処理されてしまう為、当社のグループで一旦買い取る事にしました。
当社としてはいつ売れるかはわかりませんがY様が区役所から支給される住宅扶助を家賃としていただきながら期限は決めず再販することにしたのです・
無事に契約手続きを終わらせ名義を移し、電気・ガス・水道について弊社が使用できるように一部費用を負担しました。
Y様はお風呂に入れたのがよっぽどうれしかったようで
「もう銭湯いかなくてもすむよ!」
と大変喜んでおられました。
競売も終結し、これからはY様とは大家と借主の関係でしばらくお付き合いが続きそうです。