ご相談者は50歳代の独身男性で、数年前にご自身でこの物件を競売により入札して購入をしました。物件は現金で購入しましたが内装のリフォームをするために金融機関から無担保でローンを組み返済を続けていましたが、賭け事が好きなため、ローンや税金の支払いが遅れだしローンに関しては債権者から訴訟されて確定判決を取られて物件の差押えをされ、とうとう、ご自身の物件が競売の申立をされてしまいました。
その後当社への相談で、ご本人の希望は、滞納しているローンの借り換えが出来ないか、物件を売却しないで解決することを希望していましたが、最悪オーナーチェンジの説明もしましたが本人は何とか売却をしない方法を模索して欲しい希望でした。物件は築40年以上経過しており、エレベータが無いマンションで、所在階も4階のため担保評価も厳しく、借り換えの融資はかなり難しい状態でした。しかし、ご身内の方で、ローンが組める方がいるとのことで、まずはご本人が状況を説明して協力が得られればこちらから詳しい話をすることになっていましたが、協力者からは協力は出来ないとの返事でした。本人は何とかなるだろうと軽く考えている方でした。その後、ご本人となかなか連絡が取れず時間が経過していき、競売の期日も決まり、本人も焦りが出てきた為やっと連絡がとれて、再度協力者に話をして見ることを提案しました、今度は私たちから協力者に話をすることで所有者に了解をもらい、協力者に話をすると購入することに協力を得ることが出来ました。さっそく、ローンの審査をすると、他に借入や滞納があるためローンを組むことが出来なくなり、時間的に他の協力者を探すことは難しく、競売を回避するためには、オーナーチェンジと言う方法で継続して住み続けることができることを丁寧に説明して、その提案を所有者に了解してもらい、急遽知り合いの投資家にオーナーチェンジでの物件購入の了解を貰い、競売の開札の数日前での契約、決済を行い競売を回避することが出来ました。
今回は、所有者希望の融資はかなわなかったが、引越をすることなく継続して住み続けることが出来て、今では依頼者はお金を貯めて買戻しが出来るように頑張っていらっしゃいます。
弊社は、依頼者の希望を第一に考え、スピーディーに対応し、時間が無くなってきても諦めることなく最後までお手伝いをして行きます。