任意売却最新情報

川崎市宮前区M様「あちらこちらからなんと3重競売」

本件は今年121日に依頼を受けました。川崎市宮前区にある築22年マンションです。依頼者はこの広いマンション(約80㎡)に一人暮らしです。今回依頼を受けてびっくりしましたが3重競売で当初は強制競売の申立てで、そのうち2つの債権者に対し全額返済をしたいとのことで不動産担保融資を希望していました。しかし現在居住中の部屋はお一人で住むには広すぎて売却をして出来るだけ残債を減らしたいと気持ちに変わり融資の方向から売却に変わりました。万一余剰金が出たときは手ごろなマンションでも購入したいとの希望を仰っていました。ここから依頼者の希望を叶えるための販売活動を開始しました。しかし思った以上に宅内状況が悪く販売活動がうまく行かないまま時間だけが過ぎていきました。平行して債権者交渉もしていくのですが先ほども説明した通り3つの債権者がいますので困難を極めました。そうこうしているうちに依頼者の期日が決まってしまいタイムリミットが決まりました。債権者もこの時点で決済日を設定しますから本当に焦る日々が続きました。しかし良くも悪くもコロナの影響で裁判所がストップする事態になり、なんと依頼者の開札予定日が取り消される事態になりました。運が向いたのかその間に無事に買主が決まったのですが、依頼者の希望でもあった手ごろなマンション購入までは叶えることは出来ませんでした。しかし賃貸ではありますが初期費用、引越し代も含め少しではありますがお金を残すことが出来たのは救われました。

依頼者も競売期日が決まり少し諦めかけていたそうですが「御社に依頼をしてよかったと」言って貰いました。

当社は限られた時間の中でも最大限の力を発揮し依頼者の希望をかなえることをモットーにしております。