任意売却事例

千葉佐倉市O様『個人事業がうまくいかず減収、税滞納はなんと700万円とほうぼう借入も嵩み』

今回は弊社ホームページからのお問合せです。

 さっそくご挨拶と共に依頼者様宅に伺いました。

奥様と子供3人(高校生、中学生、小学校、4歳)の5人家族でした。

 お話を聞いたところ依頼者である旦那さんの仕事がうまくいかず収入が不安定となり同時に長女の高校入学(私立)が重なったことにより滞宅ローンの滞納に繋がったそうです。

尚且つ、元は個人事業主の時の税金滞納額がザっと700万にまで膨れ上がっていて無担保の借入も4社で合計200万あると聞いたとき驚愕した事を覚えています。

 ご夫婦の最初の希望は住み続けたいオーナーチェンジでしたが話をしていくうちに現実的に難しい事が分かり途中から売却に気持ちが切り換わりました。

ただ1つ希望していたのは翌年長男が高校入学なのでそれまでは住み続けたいとの事でした。

 さっそく販売活動と同時に債権者交渉を始めたところ税金に関しては一切一時金での差押え解除はしない!かなり強固な姿勢でした。

住宅ローンに関しても現在滞納中で代位弁済前なので全額返済しか受けてもらえない状況でした。

販売に集中するために物件調査を始めたところ西側に山があり危機管理課に聞いたところ近々【土砂災害区域】になることが分かりかなり販売にはマイナスになることが想定されました。

 予想通り買取会社も調査したうえで金額が伸びず苦戦!

税金に関しても何度となく依頼者と共に訪問しましたが受け入れてもらえず時間だけが過ぎていきました。

そのうち住宅ローンの方も代位弁済され保証会社との交渉に変わりました。

残債はかなりありましたが宅内状況写真(ペットがいて匂いクロスが剥がれていたり壁に穴があったり)の提出や前面に「土砂災害区域」になる予定を伝え交渉を重ねました。

 税金交渉ですが諦めずに依頼者と何度も足を運び続けたところ、何と売却時の一時金納付で差押解除する方向で稟議していただける事になり依頼者と1つ目のハードルを越える事が出来ましたね!とホットした事を覚えています。

 しかし予想はしてはいましたが販売の方は困難を極め買主様が見つからない状況が続きとうとう債権者から競売に着手すると連絡がありました。

弊社も総力をあげて買主様を探し続けたところシェアハウスとして購入を検討する法人様が現れ交渉の末、購入していただける事になり債権者からも承認を得ることに成功!

 あとは依頼者様ご家族の引越先を決め税金の方も一時金納付後の分納で決まり事なきを得ました。

 依頼者様から住宅ローンの残債は?とのご質問には弊社顧問弁護士に相談した結果、免責をして住宅ローンや無担保債権をなくす手続きをすることとなりました。

税金に関しては非免責債権となり分納となりますが依頼者様もやっと肩の荷がおりて新しい生活をスタートすることが出来ました。

 依頼者様ご家族皆様からは「本当にいい任売.JPさんに依頼して良かった」等々子供さんからも感謝のお言葉を頂く事が出来ました。

 弊社は依頼者様の希望が必ずしも叶えることが出来ないかもしれませんが、限られた時間の中で依頼者様の希望を叶えることをモットーに決して諦める事なく最大限の力を発揮する事を心がけています。

お一人で悩まず弊社無料相談窓口、ホームページもございますので困ったときにはお気軽にご相談ください。

 

 

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