任意売却最新情報

長生村I様「ご子息の急死、残された老夫婦の今後は?」

依頼人は70歳を超えたご夫婦でした。ご自宅は息子さんが現金一括で購入して住み初めて間もなく心筋梗塞でお亡くなりになり、ご夫婦は息子さんの収入で生活をしていたため、物件を売らざるを得ないと思い、弊社に相談したとのこと、現在依頼人の収入が無いため、売却後はどのように生活をしていくかを聞くも、あまりお考えでいない様子なので、売却後は生活保護の申請もお手伝いするお約束をしました。お話をしている中、奥さまは世田谷にある相続した収益物件を担保に債務を負っており、こちらの物件は親族と共有で物件を所有しているため、親族との決まり事で第三者には売却ができず、親族間での売買の依頼も受ける事になりました。

まずは今お住まいの物件を売却より、世田谷の収益物件を優先する事になりました。購入いただけるか親族の方々に話を持ち掛けたところ、親族の内1組が購入意思を示され現金をお持ちでしたので、世田谷の物件は無事に売却する事ができました。

次にお住まいの物件ですが、依頼人のお二人はご高齢な上にご主人は体に障害をもっているので、生活環境が変わるのが大変かと思われ、売却後も済み続けるオーナーチェンジでの売却をご提案し、ご自宅を売却後も済み続けられることを希望されましたので、売出価格やお家賃を話しあった後設定し、販売活動を始めました。

販売を始め千葉の収益で取引のあった不動産業者や投資家にお声をかけるも、長生郡は海から近く津波が懸念され、長生郡は千葉の中でも田舎なので管理するのが難しいなど、具体的なお客さまはすぐには現れませんでした。そんな時に弊社の顧問弁護士の先生と面談する機会があったので、弁護士先生に収益物件をご紹介したところ、投資として不動産の収益物件に興味をお持ちのようで、販売している物件は価格高くないので、物件をご説明後、弊社が管理する事により、現金一括でご購入頂けることになりました。

依頼人に今回買主の弁護士の経緯を説明して、弊社が今後も管理やご連絡等携わる事に安心している様子で、その後契約を終えて引越しや住宅ローンが不要なので、無事に決済が完了し、依頼人のご希望通りの売却が成立しました。