任意売却最新情報

関西投資4物件T様『不動産投資失敗!不動産投資で注意すべきポイント4点公開』

今回ご紹介するのは投資物件の任意売却事例です。

ご相談者は埼玉県に在住の30代女性T様。数年前に不動産投資に興味を持ち自ら進んで投資物件を4件購入されたとのこと。当初は還付金など節税の効果を実感していたのですが、4件中2件賃借人が退去してしまい、再募集のための2件分のリフォーム費用や当初の賃料では入居者がなかなか見つからなかったため賃料を値下することになり、購入当時描いていた想像とはかけ離れた状況になっていったそうです。このまま不動産投資を続けても大丈夫なのか不安になりいい任売.JPにご相談頂いたというのが今回の経緯です。

T様は投資物件を購入される前に『自身で勉強や購入物件について調べたのか』と聞いたところ、投資物件を紹介してくれた業者に全て任せて4物件購入したとのこと。その言葉を聞き悪い予感がしました。T様の投資物件を調査した結果、悪い予感は的中、想定していた以上に酷い状況でした。不動産投資で注意するべきポイントは4点あります。「①相場価格で購入、②賃貸需要、③相場賃料、④サブリース契約はしない。」しかし、T様が所有している投資物件は4物件とも相場価格より数百万円高く購入し、賃貸需要は低い、相場賃料の安いエリア、サブリース契約締結と全て悪い方に当てはまっており、投資のメリットよりリスクの方が高く不動産投資は実質破綻している状況。T様は不動産投資を始めた時は独身でしたが、今は結婚をしてお子さんもいらっしゃいます。さらに旦那様と共同ローンでマイホームを購入したばかり。この先、投資物件のことで金銭的な問題が発生することは明らかで、確実にT様ご家族の生活にマイナスな影響を与えてしまいます。T様と相談し投資物件を任意売却し残ってしまう残債は住宅ローンに影響しないように任意整理をして再建を図ることでまとまり活動していくことになります。

幸いにも投資物件を購入する際にローンを利用した金融機関はいい任売.JPで何度も任意売却をまとめたことのある金融機関でしたので交渉はスムーズにいき適正価格での販売をスタート。投資物件の販売で一番問題となるサブリース契約も粘り強く交渉を行い無事解約することができました。賃貸需要と相場賃料の条件が悪いため、なかなか販売状況は厳しく反響は乏しいものでしたが、営業活動を重ねていくと4件まとめて購入して頂ける業者を見つけることができ、無事売却が決まりました。T様が購入時に高値で購入してしまっているため、任意売却とは言え残債は残ってしまいましたが、傷が浅いうちに解決することができT様は安堵しておりました。売買の契約・決済も終わり今は弁護士協力のもと任意整理を進めております。

T様のように不動産投資に興味を持ち、よく勉強や調査もせずに不動産業者に言われるがまま投資物件を購入される方が非常に多いです。そして、結果的にうまくいかずに財産ではなく負債が増えてしまっています。不動産投資でお悩みの方は放っておかずに是非一度ご相談ください。