今回のお客様は佐賀県の伊万里市のお客さまでした。伊万里焼で知られる町でありますが、日本全体が抱える少子化の影響をこの伊万里市でも大きく受けており、そんなのどかな町での任意売却という事でハードルは低くない物件であることはお分かりいただけるかもしれませんが、今回はその環境でも当社の強みを活かしてスピード成約をした任意売却の事例です。

このお客様は、住宅ローンの借り入れはありませんでした。築の古い家で、住宅ローンは20年以上前に完済していました。しかしながら、年金が少ないという理由で何度か借り入れを起こしては少し返済をし、また借り入れては少し返済をし、という事をしていたカードローンが100万近くに膨れ上がってしまい、返済が滞っている状態だったそうです。詳しく内容をお伺いしましたが、既に毎月の収入からの返済は不可能な状態でした。より深く話を伺っていくと、「実はもう何度か差押の予告通知が来ている」とのことでした。これは大変だという事で一日でも早く売買をして所有権を移転し、返済に回しましょうという事で買主探しに向けて動き始めました。しかしながら、動き始めた当初は、「この物件を売主の必要な金額で買ってくれて、しかも売主の希望する家賃でオーナーチェンジを承諾して下さる買主がいるのだろうか？」という不安はありました。とにかくお客様の希望する家賃額がとても低く、この大きな家を賃貸で借りようとしたら倍以上の家賃になるのではないかと思うくらい、相場よりも低い希望額だったのです。とはいえ、年金の受給額もお伺いしていましたし、昨今は物価の上昇も著しいですから、確かにその金額で家賃を抑えないと生活が苦しいだろうなとは理解出来ました。そんな不安を抱えながらスタートした買主の探索でした。とにかく当社の抱える投資家の顧客に情報発信を行い、少しでも興味を持ってくださった投資家の方にはさらなる情報提供をし、半ばお願いのような形で売主様を助けてもらえるよう努めました。3日程動いた結果、最終的には「御社にはいつもお世話になってるから、今回は一肌脱ごうかな。賃貸管理はお願いね？」と、協力して下さる投資家が見つかり、契約と決済を同時に行い、依頼から2週間で問題を解決することが出来ました。

お客様はとにかく大喜びで、「この古い家でこんな田舎の家だから買ってくれる人なんていないと思っていたけど、さすが任意売却の大手さんだね。本当にありがとう！」と、満面の笑みで感謝のお言葉を頂きました。

周りには言えないけれど正直もう悩み続けたくない。周りにバレずにこの悩みを解決したい。という債務に係るお悩みをお持ちのお客様は是非当社へご相談くださいませ。