任意売却最新情報

茨城県O様『突然の体調不良でローン滞納もリースバックで住み続けられる』

今回、任意売却のご依頼を受けたのは、茨城県に母親と二人でお住いのO様。

 O様は、十数年前に母親が所有する土地に家を建て母親と二人で暮らしておりました。ところが、数年前に母親が体調を崩し入院されたため、その間O様は仕事を休む必要があり、収入が減ってしまい住宅ローンの返済を滞納していくようになりました。同時に消費者金融から借入れをして住宅ローンの返済を生活費に充てていたため借金も増えていき、やがて消費者金融でも借入れができなくなり住宅ローンの返済が全くできなくなり、滞納を6か月したところで弊社のHPから依頼をいただきました。

O様の強い希望として、母親のためにもリースバックをして家を売却しても新たな所有者に家賃を払って住み続ける事でした。リースバックを実現させるために弊社顧客の投資家に物件の提案と金融機関へ売買価格の交渉を始めたのですが、物件について調査をしていると、この物件は本来は住宅を建てることができない土地にO様が特別な許可を得て建てた分家住宅にあたり、次の物件購入者にもかなり細かい条件があって市町村の特別な許可が必要になることから購入者がかなり限られてしまいました。その様な状況でも、住宅ローンと他借入れの残債以下の売買価格ではありましたが弊社で顧客を見つけることができ、市町村への許可申請も弊社でお手伝いをして、O様から依頼を受けてから半年ほどで無事にリースバックでの売却ができました。O様は残債は残りましたが自己破産を考えている様でした。

 今回のケースは、リースバックを叶えるために、購入者や金融機関との交渉はもちろんですが、分家住宅により購入者が限られてしまったことが非常に大変でした。

分家住宅の売却は複雑ではありますが、弊社は分家住宅の売却経験も多数ございますので、住宅ローンの返済に困っていて分家住宅に該当している方でも一度弊社までご相談いただければお力になれると思います。