依頼者は兵庫県にお住いのK様。離婚を機に、精神失調になり、今まで通り働けなくなってしまった為、収入が大幅に減少し住宅ローンの支払いが厳しくなっていたところ、当社のホームページをご覧いただき問い合わせいただきました。

まずは相談員が現状の生活状況をヒアリングさせて頂き、じっくりとお悩みとご希望を伺いました。

ご依頼者様のご希望は、離婚調停中となっている妻との関係をすっきりと断ち切りたい、住宅ローンが多少残ってでも少しでも高く自宅を売却してもらい、尚且つ、新生活をリスタートするために手元にお金を残したいとのことでした。

離婚調停については、裁判所の手続きに時間を要するため、その間に販売がすぐにでもできるよう準備を進め、無事に離婚が成立したタイミングで売却活動をスタートできるよう尽力致しました。当社のネットワークと広告力を最大限活用して集客し、地元のお客様を何組かご案内させて頂き、スピーディに成約をさせて頂きました。

ご依頼者様の状況についても、職場を退職され社宅にお住まいであった為、すぐに退去しなければならない状況にあり、お困りの様子でした。収入が安定するまでの間、比較的、入居審査が緩和されるUR賃貸住宅の手配をし、賃貸契約もお手伝いをさせていただきました。

売買契約についても、できるだけ労力や煩わしさを緩和するために持ち回りという形で買主様と対面しなくて済む形で行いました。

売買の最終お取引である決済までに、住宅ローンの銀行に行う手続きについても代行致しました。また、ご依頼者様の手元にお金がまったくない状況であった為、債権者様や買主様と調整を図りご依頼者様の手元にお金を残すよう致しました。

最終お取引日で物件のお引渡しと代金授受が無事終わると、「離婚のことで頭がいっぱいな状況の時に、住宅ローンの支払いもできなくなり一時はどうなることかと思って悩んでいたが、ひとつひとつ解決のお手伝いをして頂き、賃貸物件探しまでサポートしてもらって新生活を気持ちよくスタートすることができました。」

とおっしゃって頂きました。

在も時折連絡を取り合うことがありますが、無事に前職よりも収入の良い職場に転職することができ、新しい職場に近いマンションにお引越しもされたようで、新しいライフステージを楽しんでいるとのことでした。