今回のお客様は、離婚をされて自宅を売却したいが、共有名義の元奥様とは連絡を取りたくない。他の不動産業社に相談してきたものの、なかなか物件の売却が進められない、ということで当社にご相談を頂いたお客様です。
離婚をする理由はいろいろあるものですが、このお客様は、元奥様との関係がかなり悪く、相手側は弁護士を立ててきていていろいろと要求をしてくるものの、相手の要求は一切認めたくない。財産分与等の話はあとにして、とにかく不動産を売りたい。というご相談でした。当社ではこういったご相談も多くいただいており、その道の専門家の弁護士と提携しております。多くのお客様が勘違いしていることの一つとして、「弁護士なら何でも完璧な対応をしてもらえる」と思われている事です。弁護士とはいえ、弁護士が扱う問題は大きく分けると民事事件、刑事事件に分類され、その中でもまた細かく分類されていきます。わかりやすく例えると、プロ野球選手と一概に言っても、守備と打撃があり、選手によって、守備は得意だけど打撃は苦手、という選手や、守備も打撃もまんべんなくできるけど、バントをすることに関しては誰にも負けないという選手、守備は得意じゃないしバントも苦手だけど、ホームランは誰よりも打つ選手等、同じプロ野球選手でも得意分野は様々です。これと同じことが弁護士に対しても言えるのです。離婚に対して、債務整理に対して、詐欺事件に対して、色々な問題を解決するのが弁護士の仕事ですが、「知っている」のと「できる」のでは大きく違い、その引き出しは弁護士によって大きく違います。
当社では、各分野の専門家である弁護士を御紹介する事で、お客様の抱える問題をスピーディーに解決し、当社の方で不動産を売却するためにも協力して頂いております。弁護士と当社両方の力で、お客様をスピーディーに救うということが出来るわけです。
このお客様については現在、離婚に向けた財産分与の為に協議をしている最中ではありますが、あそこまで遅々として進まなかった自宅の売却が、こんなにとんとん拍子で進められたという事で大喜びをして頂きました。引き続き相手方弁護士とも交渉を続けていく予定ですが、これまでもとてもスムーズに交渉を進めてもらう事が出来、相手方の提示してきている条件も当初から比べるとかなり柔らかいものになってきている状態です。このまま進めて頂ければ、きっといい条件で纏めてもらえると私は弁護士を信頼しています。今回の様に、「不動産を売りたいのに●●が理由で売れないのだけれどどうしたらよいだろうか」「不動産もそうだけれど、債務の整理も悩んでいる」など、不動産が少しでも絡んでいて、同時に別の悩みも解決してほしい、というお客様は是非当社にご相談ください。