任意売却最新情報

東金市T様「感染以外でのコロナ禍による相次ぐ二次的被害」

高齢であるお母様の看護をしながら、働いておりましたが、コロナ禍の中で収入も減少し、一方でお母様の医療費が嵩み住宅ローンの支払いが厳しくなり不安に思うも、日々仕事が忙しく滞納後も暫くは対策をすることができていない状態でした。

当社のHPをご覧になり任意売却のことを知り、他の方の成約事例をお読みいただき、関心をもっていただいた結果、お問合せをいただきました。

相談員が面談に訪問し、じっくりと状況をお聞かせいただき、ご希望を教えていただきました。T様のご希望は、売却後、法的手続きを考えているため、弁護士費用の捻出とお引越代の捻出をすることを希望されておりました。

約半年間滞納をしてしまっており、催告書が債権者から届いていた状態だったので、半ばあきらめかけていたとのことですが、当社にご依頼いただき、当社の方で迅速に債権者に連絡、交渉を始めたことで直ちに競売にかけられてしまう事態を免れ、任意売却期間を与えてもらうことができました。

販売の方をすぐに開始致しましたが、あまり市場が活発ではないエリアで、当初は苦戦しました。しかし、T様を一刻も早く安心させて差し上げたい一心で、地道な販売活動を続けました。ほどなくしてお客様は見つかりましたが、契約に際してもできるだけ負担をかけぬよう配慮し、買主さんとは顔を合わせる形ではなく持ち回りという形で、煩わしい思いをさせずT様のご都合を最大限優先して執り行いました。

一方で債権者との交渉ですが、膨大な量の書類のやりとりをし、4回、5回と交渉を重ねていきました。昨今だとコロナの影響で債権者様の会社も在宅ワーク等が増え、交渉に時間がかかることが多くなっておりましたが、なるべく短い時間での解決を目指し、迅速に最良の結果を出すべく、交渉に臨みました。

債権者交渉も、想定通りに進み、続いては決済(物件を引渡し、売買代金を受領するお取引最終日)に向けての準備も二人三脚で行っていきました。お引越先の賃貸物件についても、T様のご要望を十分にヒアリングし、検索に当たりました。細かくご要望をおっしゃっていたわけではありませんでしたが、お母様のことを考え、集合住宅であるならば1階でできるだけバリアフリーである物件を探しご提案致しました。

本来何件も探したりする方が多いですが、非常にその物件をお気に召していただき即決でお申し込みされました。引越業者や産廃業者も当社の方で手配しようかと思いましたが、費用をできるだけ抑え、弁護士費用に残したいというご意向からご自身で作業されることを選択されました。

無事決済日を迎えることができ、取引が終わると、「任意売却といってもよく分からないし、色々な業者もあってどこに頼めばいいのかもよく分からないし、よく分からないことをよく調べるのもめんどくさい」という気持ちでなかなか依頼することができなかったが、実際に頼んでみると、自分自身では殆ど作業をすることもなく、最後までお任せモードでお願いすることができた、とおっしゃっていただきました。