任意売却最新情報

茨城県W様「任意売却は後退じゃなく前向きなポジティブな取引」

依頼者は茨城県牛久市にお住まいのW様。収入に変動がある仕事であり、お子様が急に増えた事で、生活が切迫してしまいました。その結果、ローン、管理費等を滞納することとなり、追い込まれておりました。元々親思いで、二世代住むことを想定して購入したマンションですが、家族が増えたことで手狭になり、ご自身は別に賃貸として部屋を借りたことで住宅費が増えたことも大きな原因でした。

そんな時、親御様が腰を痛める事態となり、一人で広いマンションを維持する事に問題が生じたことで、より良い解決策を模索している中で当社のホームページに辿り着きました。

W様が今後も出来る限りの親孝行をしやすいようにと、過去のノウハウを以て最善の道を選び、ご提案させて頂きました。

W様からも同意を頂き、目標に向かって進めていきました。 しかし、思ったより道は険しく、比較的需要の少ないエリアであることや残債が多い事などで苦戦しながらも、辛抱強く債権者と交渉を整えました。

腰痛を抱える親御様を気遣い、内見は同日同時間に設定し、質問事項は全てまとめて親御様に質問する形式をとりました。もちろん親御様は座ったままで対応できるようにと工夫をしました。

W様は日本全国を飛び回るお仕事をされている為、必要書類の用意などは、出来る限りこちらで行い、負担を軽くする努力をし、県を跨ぐ移動を数回繰り返しながら事を進めました。

そんな中、購入希望者からの購入をキャンセル、引越し間近で親御様が骨折して予定通り引越しできないなど、人知れず苦労がありました。

更にコロナの影響で債権者の事務処理が滞る事態が生じ、競売の期日も迫っている中で時間勝負にもなりましたが、無事引渡しを終え、W様も肩の荷が下り大変喜ばれていたことは私にとって最大の報酬でした。W様にはこれを切っ掛けに必ずステップアップにして欲しいと伝え、更に親孝行も出来る事を一緒に喜び合いました。

その後もわざわざ親御様からも電話を頂き、W様の将来が見えてきたことに感謝のお言葉を頂戴しそれまでの苦労が吹き飛ぶ思いでした。

W様はこれから頑張って、またご兄弟をサポートしながら一緒に同等のマンションか一軒家を購入して大家族で住みたいと目標を語っておりました。

我々はこのように将来の懸け橋を作ることを仕事としており、今回の件は一度追い込まれたもののジャンプ前に屈んだ結果と思っております。深く屈めばそれだけ高くジャンプできます。

先日電話した時の話では親御様も順調にリハビリを行っているとの事です。一日中施設内を歩き回っているとの事で、以前より声が明るくなっており、少しずつですが歯車がかみ合ってきた様子です。それもこれも、W様やご家族、、親御様のご協力あっての結果と思います。

我々スタッフはW様やご家族、親御様が高くジャンプ出来る事を心から願っております。