依頼者は千葉県にお住まいの会社員のY様。自営業で建築関係の会社を営んでおりましたが、経営状況が悪化し、税金の滞納をされ始め、やがて住宅ローンのお支払いについても厳しくなってきて悩んでいる中、「いい任売．ｊｐ」のホームページを見て当社にご相談いただきました。

まずはじっくりご希望・お悩みをお話しいただきました。

希望としてはお子様の学区が変わらないエリアで尚且つ今までの住宅ローンの支払額よりも３万円少ない家賃の物件に引越し、その引越費用やその後の資金を残したいとのことでした。

また対象不動産は、隣地からの水道管が入り込んでしまっていたり、浄化槽が残ってしまっている状態で売却できるか非常に心配されておりました。

さらにはお子様も小さいためできるだけ迅速に、たくさんのお客様にお見せするのではなく速やかに売却活動を済ませたいというご希望でした。

ご依頼いただいた後早速債権者に交渉致しました。今回の債権者は厳しく時間がかかる債権者でしたが、粘り強く交渉し、交渉のための書類も何度も何度もやりとり致しました。

また税金の方は元々ご自身でも市役所に足を運んでお話しされていたようですが、一向に話が進展しないとのことでしたので、当社の方で委任状をいただいて代わりに市役所に足しげく通い交渉した結果、任意売却に応じていただける形となりました。

続いては買手を見つける作業です。当社だけでなく当社の協力会社と連携して販売活動を続けました。やがて買いたいというお客様を見つけることができましたが、少しでも引越に係る費用の持ち出しを少なくするために買いのお客様に対しても買上げの交渉をさせていただきました。

契約では買主様と顔を合わせる必要がないような形で行い、売主様のご負担のないように配慮しました。

続いて賃貸先の検索ですが、こちらも当社と協力会社の二社体制で賃貸物件を探し、ご案内し、申し込む際も交渉してできるだけ初期費用を抑える形で賃貸借契約に運ぶことができました。

最終決済の際は銀行で行いましたが、コロナウィルスへの配慮からファミリーレストランでお待ちいただき、ストレスなく無事に終えることができました。

現在は自営業の方も持ち直し、新居は家賃も低く生活は大幅に改善されたとのことで、

改めて会社までお礼を言いに来てくださいました。

Y様は当初、お金の悩みのため親類にも、友人にも相談しにくくどうすれば良いか分からず、どうすることもできなかったが、「いい任売．ｊｐ」に問い合わせたことで不安を全部、話すことができ、結果的にその不安を全て払拭することができて本当に良かったとおっしゃっていただきました。