任意売却最新情報

足立区A様「現実逃避していた日々からの脱出」

物件は東京都の23区内の住宅街に佇む築3年目の綺麗なマンションで、マンションの仕様も良く共用施設も充実し、近隣にはスーパーやコンビニ、商店街などがあり便利な住環境に位置する物件でした。

所有者の方はまだ若い元夫婦で共有名義、ご相談頂いた1年前にご夫婦は離婚されていて、ご主人は当マンションに居住はされてなく、奥様はお子様と居住されていましたが今回住宅ローンの滞納により督促状が届きすぐに弊社の「いい任売」ホームページからご相談頂きご依頼頂く流れになりました。しかし、その時にはすでに滞納6か月というラインを越えてしまっていた為に残念ながら期限の利益喪失つまり分割弁済では対応できず完済もしくは任意売却という方法しか残っていませんでした。

居住中の奥様のご希望としては売却して引っ越し費用を捻出出来れば良いとの事でした。マンション自体は築年数が浅かったのですが新築購入時より大分価値が下がっていたので交渉は難航しましたが、何とか奥様希望の引っ越し費用を配分内に入れることを債権者には認めて頂くところまで導くことが出来ました。奥様も非常に協力的ですぐに引っ越しして頂いたお陰でお部屋の内見が円滑に出来、買主さんもすぐに見つかりました。しかし、ここからが苦戦することになります。共有名義のご主人は連絡が取れたり、取れなかったりで債権者に提出する書類が遅れたりすることも多々あり、私がご自宅前で半日待機して必要書類を受け取りに上がることもしばしばでした。思いの他、ご主人は今回の件に関してご自分が住んでらっしゃらなかったのでご納得頂けてなかったようでした。決済が近付くにつれてご主人と連絡が取れなくなり、何度もご自宅に出向きご納得頂けるようご説明に上がりましたが、それでも急に連絡が取れなくなり、債権者との決済の日程をずらさざる負えなくなったりしたこともありました。ただご主人は私と年齢が近いこともあって次第に談笑を交わすような所までご理解して頂けたのは有難かったです。決済当日もご主人が決済場所に来ていただけるか不安ではありましたが、ご来場して頂き何とか無事決済を終えることが出来ました。

多少債務は残ってしまったのですが最後別れ際にご主人から「あれだけご連絡を頂いていたにもかかわらず返事もせず、それでも諦めずに最後は私を後押しして頂き本当に感謝しています。また現実から逃避していた事を本当に後悔しています。今まで目を背け続けていた現実でしたがどうにかエスカレードさんのお陰で前を向いて進むことが出来ました。本当にありがとうございました。」と有難い言葉を頂くことが出来ました。

このように弊社の任意売却事業は住宅ローンの返済に行き詰まって閉ざされてしまった方の心も開くことが出来る可能性があると私も含め従業員一同思っております。どのような障害があっても決して最後まで諦めることなくご依頼頂いた方の今後の人生が明るく快方に向かうように従業員一同願って取り組ませて頂いております。どんなに行き詰って苦しくてもどうか弊社に最後の望みを託してください。弊社が全力でサポート致します。