羽生市内にある戸建を売却してほしいとの依頼、物件は丁度10年経つぐらいの4LDK、リビングが15帖以上と広く、土地は約95坪もあり畑には作物を植えているすばらしいご自宅でした。
元々住んでいた夫婦は離婚をして今回元奥さんからの売却の依頼でしたが実際の所有者は元主人で、任意売却の了承を貰わなければなりませんので、後日ご主人含め面談をしました。お話をするにつれ元主人は協力的な方でしたので売却に関しては了承頂き、債権者はこれから窓口が保証会社に代わる手続き中でしたので、最初は全額返済が可能な価格を設定して販売を始めるも、新築価格に近いため、お客さまからのお問い合わせはありませんでした。
しばらくして債権者が保証会社に窓口が代わりましたので、早速販売状況や相場についてご説明して、その後債権者から売出価格の指示がありようやく適正な販売活動を開始する事が叶いました。
今までお話をしていた近隣の不動産業者に、再度営業をして何度かお客さまを現地へご案内するも、建具の一部不具合があり、リフォーム費用が掛かるので個人のお客さまからは断られるも、そのあとに買取り業者が羽生市内の物件の買取りに自信があるとの事で債権者の任意売却に応じる金額で買付を貰うことが出来ました。
指値がないので債権者に報告をしたその日に承認を得て契約の準備に取り掛かるも、今回売主の元主人は本物件を購入後に3回引っ越しされており昨年には婿養子となり名字が変わられているため契約前に戸籍をたどる必要が出てきましたが、一日かけて地方へ行き来し、必要書類をそろえたので、そのあと契約を無事に終えました。
お引越しはされていましたが、物件にはまだ残置物があり丸一日手伝い大変でしたが空室にする事が出来ました。後日の決済も問題なく終えた後は、近くの喫茶店で今後については弁護士に相談をしてみると仰ってましたので、弊社の顧問弁護士を紹介可能と説明をして、是非ともお願いしますとお礼を言われ、お別れを告げました。