任意売却最新情報

福岡県M様「投資失敗で残った負の資産処理に約1年間」

今回のお客様は、収益物件を友人に紹介された業者から4物件購入し、数年所有した結果、当初聞いていた話のようには利益も出ず節税の効果もメリットが無い事に気づき、売却を決断されたことがきっかけで、弊社にご相談頂いたお客様です。

こちらのお客様は、物件購入の際に別々の金融機関から借り入れをされていたお客様ですが、本物件の債権者はとてもシビアで、お客様の保護よりも自社の利益を重視する金融機関で、任意売却はかなり難航しました。

任意売却はあくまでも債権者の許可を得て進めていくものですので、債権者の意向というのは大きく進行に影響していきます。債権者は、物件の売却でより多くの金額を回収したいという意識が働きますから、難しい金額での売却を強いられることは往々にして経験しております。とはいえ、そういった債権者の意向を汲みながらも、妥当な金額での売却を実現するために我々は交渉していくのですが、今回の債権者はなかなか交渉に応じてくれず、我々もあれやこれやの手段で物件の売買価格の妥当性を主張していきました。

一般的には半年の期間があれば売却まで完了するのが収益物件の任意売却のスピード感なのですが、この債権者の場合、1年を要しました。

この一年間は、債権者の指示価格が高いながらもなんとかこれに近い金額での買主を見つけようと活動したのですが、本物件の立地は東京や大阪ではなく、福岡市内ということで、長い事買手も見つからない状況でした。

そんな状況でも諦めずに地道な電話での販売活動、DM等で世の中への物件情報の発信を継続していった結果、買主を見つけることが出来、債権者の方からも「ここまで販売活動をしてくれた結果であれば確かにこの値段が妥当なのかもしれない」という評価をして頂き、任意売却成就へと導くことが出来ました。

不動産業界は成果報酬という報酬体系の業界であるため、「この物件は売れないな」「この物件に時間をかけるのであれば別の物件の販売活動をしよう」という判断をする不動産業者も多くありません。正直、これは仕方のない事だと思います。しかしながら、弊社では任意売却専門業者のプライドを持って、「ご相談頂いたお客様には全員に笑顔になってもらいたい」という意思の下活動しております。

そういった意識の下活動している結果、しばしばご相談頂く「他社に依頼していたのだけれどダメだった」というお客様の任意売却も成就に導くことが出来ています。勿論、本物件も弊社でなければ実現しなかった任意売却だと自負しております。

他社で断られた、というお客様は勿論ですが、任意売却をご検討され始めたばかりだというお客様も、是非弊社へご相談頂き、お任せいただければ幸いです。