任意売却最新情報

調布市H様「世帯年収1000万円のパワーカップルが任意売却?!」

今回のお客様は、ご離婚をきっかけに任意売却をされたいというご希望のあるお客さまでした。ご主人は一部上場企業にお勤めであり、収入も十分にある方で、奥様も会社員として働いている関係で、世帯年収は1,000万円を超えるパワーカップルでした。

とはいえ、任意売却のご相談にいらっしゃった時点ではまだ弁護士にも相談をしておらず、「家をどうしようか」という課題を解決するために弊社にご依頼頂いたという事です。現在お子様も3人いらっしゃる関係で、親権を持つ予定のご主人としては、現在の家に住み続けていきたいというご要望があり、奥様もその点について納得されているご様子でした。

我々としてはまずご離婚をする際の共有財産の考え方や離婚時に分配する際の方法を、一般的な概要の範囲でご説明し、ご理解して頂く事から始めました。このご自宅はご夫婦がご結婚されてから購入されたものでしたため、やはり現金化し、分配する必要がありました。

また、ご主人には個人的に利用したキャッシングの借り入れもあり、それらが離婚の際にはどのように影響してきて、どのような考え方で資産の分配に影響が出てくるのかも一般的な概要をお伝えしました。

その結果、「弁護士とも相談しながら慎重に進めていきたい」という結論に至り、提携の弁護士を紹介させて頂き、任意売却の方はオーナーチェンジで進めて行く事となりました。

離婚に関する具体的な内容については我々が行ってしまうと非弁行為に該当する為、弁護士先生にお任せするしかないのですが、一般的な概要をお話した時点でも既に、とても安心して頂いたことがわかりました。ご主人は、「ゆくゆくは自身で資金をためて自宅を買い戻したい」というご意向が御座いましたので、とにかく我々の方ではそういった条件に応じて頂ける投資家を探すことに専念致しました。利回り重視ではなく、ある程度現状に理解があり、ご主人の人間味を見て投資して頂ける投資家を探すという事が課題になったのですが、我々としては信頼関係の出来た投資家様と取引もある為、ご本人と数回面談を重ねた後に、オーナーチェンジとして購入して頂く事が出来ました。

このように、最終的には賃料を支払って頂きながらご主人とお子様たちに住み続けられる形となり、離婚の方も円満に進めることが出来ました。

任意売却、というと一般的には「住宅ローンが払えない為に行うもの」と認識されがちではありますが、こういった離婚が理由であったり、相続が理由であったりといろいろな理由で任意売却をするケースがあります。

これをお読みのお客様の中で現在、「何かしらの理由があって売却できないでいる不動産がある」というお客様がいらっしゃいましたら、兎に角弊社へご相談ください。